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「本を語る」100日100冊チャレンジ 第85日「大吉日大全」



❶[1BOOK]
「大吉日大全」
藤本宏人 サンマーク出版  2023年10月20日

❷[3POINT +1]
◎「はじめに」
本書では、「気分が良くなるためのゲン担ぎ」を復元するために、複数の「古暦」を、江戸時代当時の計算式を使い鑑定し、その結果選び出された「大吉日」だけを抽出して、お伝えしています。

①良い日を最高の日にする「大吉日」の力
☆すべての吉日は全く異なる意味をもつ
現代では吉日として大人気の「一粒万倍日」ですが、結論から言うと、「一粒万倍日」は吉日ではありません。「一粒」とは「色々なタネ」を意味します。それが「万倍化」、つまり「増殖」する傾向が強まる日が、「一粒万倍日」の本来の意味だからです。そのため、重複する古暦により、全体の傾向が良くない日の「一粒万倍日」は大吉日ではないので、本書では記載していません。さらに、「良いタネ」を得るために必要な意識、必要な選択を、大吉日となる「一粒万倍日」には、記載しています。

②古暦の二つのタイプ
1)循環型暦・らせん型暦
自然界の変化、季節・気候の変化を「循環」として捉えて、毎年同じ時期に同じ傾向となる内容を言語化したもの→「365日のご利益大全」
2)唯日無二型暦
同じ日が二度と来ないことを前提として、その日に重複する暦から、その日独自の傾向を言語化したもの

③2024年の「機運が良い月」ベスト3
第1位 7月
第2位 8月
第3位 1月(1/1,1/16,1/19)

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「大吉日」を知り、活用することで、いい気分の波動を高める

[思いついたこと]
わたしは毎日、クラブハウスの音読の時間に、「365日のご利益大全」を読ませていただいています。朝一番に、その日の「意味」を知ることで、1日の行動指針を考えることができます。すでに2年近く続けていますが、来年の「大吉日」に当たる日には、この本も合わせて読んでいきたいと思っています。「今日は何月何日です」と読み上げるだけで、気分が改まり、背筋が伸びるような気がします。

神社参りもほとんどしない私ですが、古代史への興味と重なる点もあって、信じる信じないを超えて、日本人に根付いた「暦」を大切にしたいと思っています。現在では、クリスマスやハロウィーンといった海外の風習もたくさん取り入れられていますが、日本の風土にあった季節感が、そこには存在します。気候変動により、春・秋といった微妙な時期の、繊細な風情がなくなっていくのが、残念です。

[そして]
何より「今日は大吉日です」と言われると、いい気分になるし、なんだかワクワクしてきませんか。季節にも人間にも、それなりのリズムがあって、いい日もあれば悪い日もあります。「いい日」には調子に乗って、「良くない日」には慎重に行動すればいいのです。要するに、無理せず、焦らず、先走ることのないように、事前にアドバイスをもらっているわけです。使わない手はないでしょう。

ただし、この本には「大吉日」と書いてあったのに〜うまくいかないこともあるかもしれません。そんな時にこそ、「自分」が試されているのです。「いい気分」でい続けるにはどうすればいいか、常に準備しておくことも大切ですね。毎日、ワクワクして、いい気分で、望むものをどんどん引き寄せていきましょう。

❹[1episode]
☆大吉日を超えて、大吉祥日を目指す
本書は、普段よりも「良い変化」が発生しやすい日を「大吉日」として選定し、それを意識することで、実際の「良い変化が発生する」という現象が起きることを意図して、設計しています。そのうえで、さらに強く大きな「良い変化を現実化する」ことが可能な「特異日」のことを「大吉祥日」と表記して、お伝えしています。
通常の解説をご確認いただくだけでも、古暦の「効果」が発動するようになっていますが、「大吉祥日」へと昇華させることが可能な日は、「そのために必要な行為」について、できるだけ記載しています。
なぜ、「追加の行為」が必要となるかというと、それを選択し、実際に行動することにより、「大吉祥日へと昇華させた」という、「自発的な意識」が、大吉祥日には必要となるからです。
ぜひ、ゲーム感覚で、「大吉祥日」へ昇華させるための行動も、楽しんでみてください。




#望月俊孝
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#継続は力なり
#宝地図
#読書会

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