見出し画像

理想に近づくために【フリーライター1年目の記録】

フリーライターになってもうすぐ1年が経ちます。

フリーランスを志したのは、自分の働き方に疑問を抱いていたから。
職場に対して陰でグチを吐く働き方が苦しかったから。
家族や自分の時間を犠牲にする働き方を変えたかったから。

そして、2022年。
ライターという仕事に出会いました。
そして初めて「現状の働き方から一歩踏み出せるかもしれない」と思えたのです。

その世界に飛びこみ、必死に食らいつくように執筆に向きあった副業時代を経て、僕は2023年1月にフリーライターとして独立をしました。

副業ライター時代に書いた絵馬

この1年を通じて、サラリーマンだったころには遠い世界の概念だと思っていた「好きな時間に好きな場所で好きな人と働く」という理想に、少しだけ近づいたのかもしれません。

何を思ってアクションを起こし、その時々でどんな変化があったのか、今日は少し振り返ってみたいと思います。


「見つけてほしい」期

とにかく独立初期のころは、自分の存在証明に必死だったように思います。

「一緒に仕事をしたい」と思われたい。その一心で、SNSでも「真面目に働いています!」をアピールしていました(笑)。

今思えば、なぜ営業の方法や考え方について学ぼうとしていなかったのかいささか疑問ではありますが、もともと知人やSNS経由での案件で仕事を受注していた私にとっては、これが最善の策だったのかもしれません。

また、「急にライターさんが飛んで困っています」という案件には積極的に手を挙げていました。

これには何か戦略的な考えがあったわけではなく、とにかく必要とされたかったからです。

「こういう仕事があるんですが、やりますか?」と言われるよりも、「あなたが必要です!助けてください!」と言われるような役に立っている実感を欲している感覚でした。

そして現場を丸くおさめ「次も一緒に仕事をしたい」と思っていただきたい。もはや仕事の内容よりも、相手から求められたいがために行動していたなと思います。

「仲間がほしい」期

フリーランスになることで失うもの。
それは「所属」です。

振り返ってみると、独立初期の段階から僕はライターとしての横のつながりを求めていました。

Twitterでは、ほぼすべての発信に「#Webライターとつながりたい」とハッシュタグをつけていました。つながりたい欲求がすごい(笑)。

ただ、ライタースクールやコミュニティについて調べてみても、どうもピンと来ない。その理由がなぜなのかも、しばらくの間うまく言語化できずにいましたが、6月に大きな転機を迎えます。

Marbleとの出会いです。

Marbleのオンラインイベントに参加してから、まるで水を得た魚のように、自分のキャリアに対するモチベーションがぐぐっと増した感覚があります。

noteを見返してみたら、イベントに参加したその日のうちにテンション高めな記事を投稿していました(笑)。

Marbleとの出会いのおかげで、「書く仕事」の先にインタビュー・編集・広報など、たくさんの選択肢が広がっていることを知ることができました。

もしMarbleと出会っていなければ、僕がこの視点に立つのは数年遅かったかもしれません。まして広報の世界なんて、触れることなく書き続けていたのではないでしょうか。それくらい、当時の僕にとっては斬新な切り口のスクールでした。

さらにMarbleでは、念願の「ライター仲間」にたくさん出会うことができました。それがもう本当に嬉しくて嬉しくて。

Zoomで集まる人みんなが「書く」ことに向き合っていて、似たような目標や悩みを持っている。そんな居場所に所属できることが、僕にとって大きな心の支えになりました。

何年経っても、「あれが大きなターニングポイントだった」と振り返ることになると確信しています。それくらい、僕のフリーランス人生にとって大きなインパクトを与えた居場所。それがMarbleでした。

「一緒に仕事がしたい」期

Marbleでは、講師陣の皆さんを始め「一緒に仕事がしたい」と思える方とたくさんつながることができました。

そして気づけば「仲間がほしい」という願望は、憧れや尊敬とも相まって「もっと近い場所で仕事の進め方を見てみたい」「戦友と思えるような関係になりたい」という気持ちに変わっていました。

そして今、ありがたいことにMarbleでつながったご縁が新しいご縁を結んでくださり、いくつかの仕事が走り始めています。

少しずつ、「好きな時間に好きな場所で好きな人と働く」という理想に近づけているのかもしれませんが、まだまだこれからです。期待値を超えるパフォーマンスを見せられるプレーヤーでありたい。そのためにできることは何か、とにかく具体的に言語化し実践しながら前に進んでいきたいと思います。

自分の人生を自分で作る

どんな働き方であれば、自分で自分の人生に納得がいくのか。

それは僕の人生の中で大きな課題であり、今でも目の前に大きく立ちはだかっている問いです。

今日のnoteでは手を伸ばすことができた大切なものにだけフォーカスを当てて書いてしまいましたが、まだまだ課題はたくさんあります。

自分のスキル。
仕事と家族のバランス。
叶えたい暮らしの言語化。
それを叶えるための明確なステップとは。
そもそも実現したい自己の在り方とは何なのか。

考え始めるときりがありません。
確実に言えるのはまだまだ現状に満足していないし、自分の人生を諦めたくないということ。
理想や憧れを具体的な行動目標に変えることが、今の僕の根本的な課題だと感じています。

立ち止まったら沈んでしまう世界に身を置きました。
だからこそ、遠くを見据え進む方向を何度も確認しながら、常に腕を動かし続たいと思います。

🏊 🏊 🏊

それにしても、2023年はとにかくジタバタともがき続けた1年でした!
こんな私に手を伸ばしてくださった皆さん、本当にありがとうございます!
来年もジタバタしているかもしれませんが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!


マーブルアドベントカレンダーでは、マーブルコミュニティメンバーが【2023年を振り返ろう】をテーマにnoteを投稿しています!

🔽コミュニティメンバーの記事はこちら!(青いバナーをクリックするとアドベントカレンダーのリンクへ飛びます)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?