見出し画像

「編集」とは良いコンテンツづくりの舵取り役【編集講座①編集基礎・ディレクション編】

ライターの仕事と切り離して考えることのできない「編集」の世界。

取引先やプロジェクトの規模(記事の納品数)によっては、完納までの間にさまざまな役割を担っている人がいる場合があります。

その中で「編集」って、改めて、どういう役割なんだろう?

例えば私が執筆担当(ライター)だとしたら、それをチェックする人が「編集」ということだろうか。私のイメージの中の話をすると、そのほかにも営業担当・アサイン担当・撮影担当・プロジェクト全体のディレクション担当など、様々な立場の人がいるのを(チャット上で)これまで見てきました。

「編集とは?」という問いの答えがあやふやではあるものの、私もこの「編集」という立場を「自分の踏むべきステップ」として捉えています。

さて、今回の講師はフリーランス編集者えるもさん

どうもお話を聞いていると、私が捉えていた「編集」という役割は、えるもさんのいう「編集者」のごく一部であることがわかりました。

編集とは

【編集の仕事】
・企画作成
・取材先へのアポ、日程調整
・ライター、カメラマンのアサイン
・構成作成
・取材(ライターさんに同行)
・校正
・ディレクション
・進行管理
・編集
・入稿

「フリーランス編集者」となると、案件の受注から納品までのすべての管理を担っているんですね。そりゃそうか!

スケジュール管理、品質管理、各工程を担当する関係者とのコミュニケーション・調整…。

これって、前職の「現場管理」と通じる部分がとても多いな~と思いながらお話を聞いていました。


結論から書くと、編集とは

「企画して、プロジェクトを遂行する人」

すなわち!

「良いコンテンツづくりの舵を取る人」

ということかな、と思いました!

編集に必要なスキル・知識・マインド

【編集に求められるスキルや知識】
・ディレクションスキル(執筆、撮影ともに)
・デザインツールの使い方
 ⇒CanvaFigmaなど
・入稿ツールの使い方
 ⇒WordPressnoteなど
・SEOやマーケティングの基礎知識
 ⇒CT、CVなど基礎用語から
・広報の基礎知識
 ⇒プレスリリースなど広報知識が求められることが多い

【ディレクションのポイント】
・良いフィードバックもお伝えする

 ⇒「ここの言い回しが天才過ぎた、、、」
  (こんなフィードバックもらえたらマジで嬉しい😊)
・ディレクションの意図もお伝えする
 ⇒ドライな指示だけではライターさんもツライ💦
・絵文字や「!」も使う✨

 ⇒ディレクションも「対・人間」のコミュニケーションに変わりない

このお話を聞きながら、「たしかに、えるもさんってZoomのチャット欄でもコメントがポジティブ&エネルギッシュでテンション上がるなぁ」と思っていました😊

【ディレクターの心がまえ】
・ライターさんのミスは自分の責任!
 ⇒期待した品質の記事が納品されなければ、自分の依頼内容に改善点があると考える

【ディレクターがライターさんに「最低限」共有すべきこと】
・記事の目的とターゲット
・ざっくりとした構成
・完成イメージと近い記事(トンマナやリード文のすり合わせ)
・取材者の事前情報
・レギュレーション

👇えるもさんの編集哲学にふれられる記事はこちら

編集になるには

【編集になるには】
・ライターの実績を積む
 ⇒コンテンツ制作の基本!
・編集の実績を自分で作る
 ⇒今受けている案件を別のライターさんに依頼し、自分は編集を担当する
 ⇒自分でメディアを立ち上げる

この話が1番刺さったなぁ。実績は自分で作るもの…!

👇えるもさんの参考記事はこちら!

【ディレクターとしてクライアントさんと付き合い方】
・スケジュール管理はマスト!
・自分でボールを止めない

 ⇒刺さるー!
・決定事項はドキュメントにまとめる
 ⇒修正回数を決めておく、大事

編集として実際に案件ごと受注しているからこそ聞ける、参考になるお話がてんこ盛りでした!

ありがとうございましたー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?