気づいたら、見える景色が変わっていた。「書く」の先を学ぶMarbleの魅力とは?
Marbleスクール2期生のみなさんから、受講のきっかけや、実際に受講して感じた印象など、リアルな声を聞かせてもらうインタビュー企画。
今回は、noteで2年以上発信を続け、「noteは私の大切な居場所」と語るなつみさんにお話を伺いました。
彼女がnoteに綴るエッセイには、葛藤や決意などの内面の変化がとても丁寧に表現されています。
すでに魅力的な文章を書いていらっしゃるなつみさんですが、それでもライタースクール『Marble』を受講したのはなぜなのでしょうか?そこにはある友人の姿がありました。
場面緘黙(かんもく)症だった幼少期。「書くこと」が唯一の支えだった
――なつみさんは、noteに素敵なエッセイをたくさん投稿されていますよね。私、なつみさんの文章がすごく好きなんですが、昔からよく書かれていたんですか?
ありがとうございます(照)。
そうですね、昔から書くことがとても好きでした。というのも、実は私、小学生のころ「場面緘黙(ばめんかんもく)症」という特定の場所で喋れなくなる症状があったんです。そのころは、「書くこと」でしかまわりの人とコミュニケーションが取れなかったんですよ。
だから今でも、「書くこと」は自分の居場所をつくることだという感覚がありますし、まわりとつながる手段でもある。私にとってnoteでの発信は、そんな大切な意味を持っています。
(👆なつみさんのnoteはこちら)
――幼少期から「書くこと」に向き合ってきたからこそ、なつみさんの表現には深みがあるのかもしれませんね。そんななかで、今回Marbleの受講を決めたきっかけは何だったんですか?
Marbleの運営に携わっている、あずさんの影響が大きいですね。あずさんと私は、もともと別のコミュニティで知り合いました。あるとき、あずさんの様子がすごく変わったなと感じたタイミングがあって。そのきっかけが、1期目のMarbleスクールだったんです。
――それは気になります! 一体どんな変化を?
自分のやりたいことに素直に向き合いながら、広報や編集、Marbleのコミュニティマネージャーなど、キャリアの幅をどんどん広げられていて。そんな姿を近くで見ているうちに、「私も何か始めてみたい!」と思ったんです。
――なるほど~! 身近な人の成長や挑戦している姿は、1番の刺激になりますもんね。
そうなんです! あずさんの前向きな変化が、Marbleに参加する決め手になりました。
講義を受けたら視界がパッと広がった。Marbleで実感した変化
――Marbleではインタビュー・編集・広報・フリーランススキルなど、さまざまなことを学べますが、特にどのジャンルに興味がありますか?
「インタビュー」と、「フリーランススキル」の中の「note」ですね。noteではこれまで、自分の内面を深く掘り下げたエッセイを書くことが多かったんですけど、ほかにもいろいろな文章の書き方にも挑戦してみたくて。
特にnoteでインタビュー記事も書いてみたい。自分の居場所の1つだったnoteが、まわりの人とどんどんつながるツールになると、今よりもっと楽しい世界が見えてくると思うんです。
――いやぁ、めちゃくちゃ素敵ですね! 「書くこと」を通じて自分の世界を広げていくという。
まさにそのとおりです。
以前は未知の世界に飛び込むとか、一歩を踏み出すのが怖いと思うこともあったんですが、今はそのマインドが変わりつつあるというか…。視界がパッと広がった感覚があります。
――Marbleスクールを受講して、なつみさん自身も変化を感じていらっしゃるんですね。
そうですね。“変化”という点では、インタビュー記事を読むときの視点も変わりました。
これまでは、記事からただ情報を受け取るだけだったんですが、つくり手の視点まで読み取れるようになったというか。
たとえば、「どうしてこのテーマにしたんだろう」「どんなターゲットに向けた企画なんだろう」「この構図の写真はどうやって撮るんだろう」といった具合です。
正直、「数回の講義を受けるだけでこんなに見える景色が変わるんだ!」と自分でも驚いています。今まさに学ぶ面白さを実感していて、そんな自分に出会えたことが素直に嬉しいです。
書くことが「心のよりどころ」になる居場所をつくりたい
――なつみさんのポジティブな変化を通じて、さらにMarbleの魅力を感じることができました。最後に、なつみさんがMarble卒業後に描いている夢や目標があれば、ぜひ教えてください!
今はまだ漠然としていますが、書くことが「心のよりどころ」になるようなコミュニティをつくってみたいです。
――コミュニティ! 素敵です! 幼いころから「書くこと」に向き合ってこられた、なつみさんらしい目標ですね。
Marbleにはさまざまな経験を持つ方がいらっしゃいますよね。ライターを目指す方、ライターとして働くフリーランスの方、広報や編集に携わる方、メディアやコミュニティを運営している方。
そんなみなさんとの交流を通じて、自分の目標をさらに明確に描いていきたいと思っています。これからも楽しみです!
・・・
なつみさんの言葉からは、「視野を広げたい」「成長したい」「挑戦したい」というポジティブなマインドがはっきりと感じられ、私自身もまた、そんななつみさんから刺激をもらいました。とても楽しいインタビューでした!
Marbleは、文章力を高めるための知識やノウハウ以上に、「自分らしいキャリア」を描くヒントがみつかる場所。「書くこと」の先にあるキャリアを、一緒に描きませんか?
〈取材・文=間宮まさかず(@mamiya_writer)/編集=いしかわゆき(@milkprincess17)〉
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