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伴走者でありコンサル。それが「編集者」だ【編集講座②実践編】

お話ししてくださったのは、前回に引き続き、フリーランス編集者のえるもさん

本日も怒涛の120分でした…!

そもそも「面白いコンテンツ」って何?

①意外性(一般論を裏返す、異なる情報)

普通に考えたら関連性が見えない「ハロプロ」と「大般若経」というワードでも、組み合わせると読みたくなってくる…!

②共感性(読者の悩みや不安に寄り添う)

お坊さんにも僕らと同じ、いやそれ以上の悩みがある…。
という共感を誘う記事。

③権威性(誰が語るか)

「ちょっとしんどい…」について精神科医が語ることの権威性。

④有益性(具体的なゴール、メリットが分かる)

よい参考記事を見つけたら貼ります!

「面白いコンテンツ」をつくるポイント

【“面白いコンテンツづくり”で大事なこと】
・最初からクライマックスをチラ見せ
 ⇒YouTubeもアニメも映画も、冒頭で「いかに最後まで見てもらえるか」を重視している
・流し見前提で記事を作る(見出し、画像)
 ⇒読者は隅々まで読んでくれない…!
・焦らしやフックを入れる
・疲れていてもなんとなくわかる工夫を

 ⇒いかに読み進めてもらえるかが大事

「お母さん、お金貸してほしいんよ…」

そんな強烈な一言から始まる参考記事👇

タイトルでさっそく面白い参考記事👇

【“面白いコンテンツ”をつくるための視点・習慣】
・編集者の視点

 ⇒企画、記事全体、世の中の動きを含めた広い視点でチェック
 ⇒誰に何を伝えたいのか
 ⇒この記事は「おもしろい」か?
ホットなワードに敏感になる習慣
⇒本屋で平積みされてる書籍に注目(なんで話題なんだろう?)
⇒話題の映画に注目(なんで話題なんだろう?)

編集の実際

【編集の作業】 
・校正

誤字脱字、表記ミス、レギュレーションをチェック
・校閲
矛盾や事実誤認(数字、情報)をチェック
・編集
面白い内容か、わかりやすい文章か、読者や企画テーマに合うか

「校正」に役立つ参考記事👇

編集作業におけるポイント

①記事の目的、ゴールを忘れない
 ⇒見失いがち!毎回確認すること!
②情報の取捨選択
 ⇒主張を明確にするために思い切って削る
③文章表現だけでなく、構成から疑う
 ⇒「そもそもこの構成で伝わる?」
④見た目を整える
 ⇒写真・画像の挿入
 ⇒改行
 ⇒漢字とひらがな・カタカナの割合
⑤記事の「サビ」を意識する
 ⇒伝えたいメッセージ(サビ)部分をより肉付けしていく(エピソードを付け加えていく)
⑥誰が読んでも分かる文章に
 ⇒「中学生でもわかる文章」
⑦読者目線を忘れない
 ⇒ほんまに面白い?
⑧読者を引き込むタイトルや見出し、リードに
 ⇒読まれなければ意味ない!

感想

編集作業について改めて学ぶ部分が多かったものの、特に興味深かったのは「面白いコンテンツとは?」というお話。

「編集者はライターさんと並走する役目がある」という趣旨のお話が前回ありましたが、今回は「クライアントさんの成果を最大化する」ための視座に関するお話だったように思う。

編集者には、先方の目指すゴールや、掲載するメディアを分析するコンサル的な視野が必要だということを学びました。

同期の皆さんの感想note✨

同じ講義を聞いた方の、別の視点での感想が見れると、新しい気づきがあって面白い!

▼同期のかなみさんのnote😊

参考文献

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