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少しダサい習慣

今年は暖かい秋だと言われている。
9月の末頃は早朝に5度を切っていたり、朝晩の気温差が相当激しく、この先どう寒くなっていくのだろうと心配したが、現在のところ寒さは少し和らいでいる。

ドイツではエネルギー価格高騰の影響で、今年の冬は暖房をできるだけ節約しようと考えている家庭は多いはずだ。(普通なら、冬でも家の中では半袖を着たりする人もいるほど、ドイツの家は暖房を結構使う。セントラルヒーティングのお陰なのだろうけど。)
9月の寒さにビビった私は、先月ウールの肌着をまとめ買いした。

子供が幼稚園で冬でも6時間屋外で過ごすので、子供は秋頃からウールの肌着、いわゆる長襦袢とパッチを絶対に着る。
私は必須のヒートテックで乗り切っていたが、今年はウールも追加しようと思ったわけだ。パッチは少し抵抗があったが、試すことにした。そもそも、ズボンの下にタイツを履くのは好きではない。だから冬でもよっぽど寒い日に、外で長く過ごさなくてはいけない時以外は基本ジーパン一枚で過ごしてきた。今年は屋内でもそう過ごさなくてはいけないかもしれない….と覚悟したのである。

購入したのはこちらのdillingの製品。

自分用に子供の一番大きいサイズを購入した。大人用より断然安い。
これまで子供にウールのパッチ、ズボン、さらにトレッキングパンツ(冬はスキー用のもの)を重ねて着せながら、モゴモゴしないのかな、と思っていた。
しかし。このパッチ、予想に反してかなり心地が良いではないか。タイツやレギンスとは違う。あの締め付け感がなく、そしてそんなにモゴモゴもしない。家の中ならそのパッチ一枚でも寒くはない。ただ格好良くもない。
一度試してしまってから、こんなに暖かい秋だと言われているにも関わらず、ほぼ毎日…..習慣付いてしまった。
毎回履きながら、ダサいはダサいよなあ、と思ってしまう。
そして母が、昔若い頃スーツのズボンの下にラクダ色のパッチを履いている父の姿に幻滅した、と言っていたのを思い出す。


ダサかろう しかし冷えには 耐えられぬ  by 41歳主婦


さて、本格的冬はいつ始まるか。。。



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