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自分の病気と向き合う


わたしは、精神病になり障害者になってしまった。
この原因は心の不健康さにあったのではないか?
対人関係の悩みは学生のころからあった。
一人が好きなようで大っ嫌いだった。
だから人を求め続けていた。
でも人からは拒まれた感覚がずっとあった。
原因は何か?ずっと考えていたが分からなかった。
今思えば正解なんてないのだと。
ただの被害妄想なのか?いや、なんか感覚的におかしかったと思いたくなくて、人のせいにしていた自分がいた。そのせいなのか孤独感が半端なかった。
一人になることが怖かったから人をがむしゃらに求めた。そんな学生時代だった。

今もその孤独感はたまにあってただただ怖くなる時がある。人から避けられてるんじゃないか?わたしは必要のない人間なのか?と。
そういう思考から精神を壊していったと思っているし、読む方もそう感じるだろう。
ただ、自分は異常じゃあないと昔は病気を認められない自分がいた。統合失調症はそういう症状を認められないどころか気付けないという病気でもある。
だから精神を壊していく中で周りがそのおかしさに気付き、わたしは診断されたのだ。

統合失調症の患者らしい過去を持っているわたしではあるが、今もやはり少し病的な思考回路になってしまうことは正直ある。
いくら寛解とはいえ、波はある。それが障害を持っているということだ。
こうして客観視できるようになっただけ自分の中で良しとしている。

この病気は治らない。という事実を受け止めきれずもがいているけれど、こうして言葉にして誰かに届くのならそれもありなのかなと少し思う。

これはわたしの問題であって、皆なんらかの問題を抱えている。それが人間だからと言い聞かせている。

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