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アメリカ駐在:風邪とピックルボールと老眼

4月に入ってしまった。もう今年も4分の1が過ぎてしまった。
もったいない事に3月はウィルス性の風邪と言うなんだかよくわからない病気にかかってしまい、ほぼ寝たきりで過ごしてしまった。
今でも咳が止まらず呼吸も浅いため、ゲームの間にゼーゼー言っているがそれでもピックルボールができるまで復活したので今はそれが嬉しい。

3月はトレーニングが寝たきりのため出来ず、3月23−24日に予定していたAPPマイアミ大会に行けるのか、行けたとしても練習もできていないのに大丈夫なのか等、色々と不安だったけれど、仕事に追われながらも家事を担ってくれて、献身的に支えてくれた夫、食欲がない私に美味しい日本のお料理を作って届けてくれた友達の優しさに触れ、また毎日ピックルボールができる自分がどんなに恵まれた環境にいるのかを改めて気付けたので結果、実りの多い月だったように思う。

私の住んでいるテネシー州の田舎では日本の食材を買うためにはシティに行かなければならず、ベッドから起きる気力もなかったので数日は何も口にせず、食べても果物くらいしか無理だったのだが、そんな中、友達から頂いたお野菜たっぷりの日本の味は心とお腹に優しく沁みて、とても美味しく元気が出た。本当に有り難かった。

結局マイアミの試合には無事に出ることが出来たのだが、女子ダブルスのパートナーともミックスダブルスのパートナーとも練習は皆無で当日を迎えてしまった。こんな状態でも大丈夫だよ!と言ってくれ、プレーしてくれたパートナーにも感謝の気持ちでいっぱいだ。

マイアミに行く前にアントニオのレッスンを2回取ることが出来たが特別なことは何もせず2月の練習内容同様にディンク、リセット、サーブをひたすら練習した。
結果は女子ダブルスは銅メダル、ミックスダブルスは4位で終えた。

今回2月から始まったシニアプロを目指すトレーニング、週3回のアントニオのピックルボールレッスンと、週2−3回のケンドルの筋トレメニューをやってきたのだが、3月の3週間、全く身体を動かさなかったのにも関わらず、既に試合中に成果を感じることが出来た。
きっと自身で感じただけで周りは全く気づかないレベルだけれど、備忘録として書き留めておきたい。

今回、一番顕著に効果が出たのはだった。
ピックルボールのレッスンではとにかく足が使えておらず、足の動きが遅くて間に合わず、手で打っているをずっと言われていて、フットワークに意識を置くこととスプリットステップの徹底を重点的に練習した。

それに加え、ケンドルの筋トレメニューも、スクワット、ランジ、チューブトレーニングも全て足とコアに集中していた。だからなのか、長いトーナメントの中でも足を最後まで動かすことが出来た。

大抵、試合時間は待ち時間も合わせて5〜6時間かかる事があり、待っている間に疲労が蓄積し、仮にメダルマッチに行けたとしてもその頃には足が重くなる事が多いのだが、今回は疲れながらもまだ動かす事ができ、自分でも驚いた。筋肉は裏切らないってこの事?年齢関係なくトレーニングを続けると筋肉ってちゃんとついてくれるのだなと嬉しくなった。

明日からトレーニングが再開するので、今回の反省点をアントニオに話して次回に繋げたい。

最後にこの1ヶ月、全く日記を更新できなかったのはそんな理由に加えて、風邪が治ってきたら何故か老眼になった様で文字が見えにくくなってしまったからと言うことも明記しておこう。

そして遂に大人の眼鏡を購入したのでまたトレーニング日記を書いていこうと思います!!


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