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まみすけ
2017年12月2日 06:27
私にとって 誰かの死は小さな宇宙が終わるとき小さな宇宙の終末は 角砂糖が溶けていくようにすうっと消え入るかのようそこにあった 星々の輝きは永久に消滅する それはまるであらかじめ存在を消されたパラダイスのような 掴めない 想像もできない 奇妙な空間確かにあったのに 曖昧で 悲しい小さな宇宙を そっと手に取るでもそれは想像上の小さな宇宙で本物ではないその偶像を 人々は信じ 崇