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読書メモNo.26  『苦しかったときの話をしようか/森岡 毅』



USJを立て直した著者が、就活中の娘さんへ宛てた手紙。本書はその手紙を商業的に、書籍風に加筆修正したもの。

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元々は手紙であったためか、非常に読みやすく、また私自身、キャリアに迷いや悩みがあることから引き込まれました。


慰めというか、励みになりそうな言葉がちらほら出てきます。

・成功は必ず人の強みによって生み出されるのであって、決して弱みからは生まれない
・不正解以外は全て正解


経済系でよく目にする言葉。資本主義社会においては、自分の時間を使って稼ぐか、他人の時間を使って稼ぐか。というセリフがここでも出てきました。日本人の場合、特にサラリーマンが当たり前の我々にとっては疑いようがないですが、経営者以外って自分の時間のはかり売りですもんね。。。安定を犠牲にして、歯車になってしまっている自分の身に染みます。
洗脳教育のように日本では小学校の頃から当たり前のように将来の労働者を育てている。最近はインフルエンサーが増えてきたため、単純なサラリーマンでなくても良いんだと思うような子供も出てきているとは思いますが、日本の教育システムてほんと、労働力生産に力入れてたんだなと大人になって感じます。

ハッとすることも娘さん宛に書かれていて、自分の給料が上がらないのは自分の価値が上がっていないから。だと。
猛省の言葉やな〜。己のスキルの研磨を怠ってはいけない。と戒められていました。

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強い人間は、自分に合わせて環境を変えられるか、環境に合わせて自分を変えられる

目的の方向に向かって絶えず成長し続ける

結果を残す優秀なプロは「努力できる好きなこと」を発見できる

この世界は確かに残酷だ。しかし、それでも君は自分で選ぶことができる


やっぱり自己啓発系や勉強系には書かれていますが、自分の道は自分でしか切り拓けないですね。
間違った道も自分で選んだこと。。。まぁ確かに残酷だよね人のせいにはできない。失敗しても時間は戻せない。。。

偉人か誰かの言葉で見たけれど、自分が選んだその道を正解にするために努力するってまさにその通りですよね🤔
逃げ出したいこともある。やめたいこともある。そんな時は立ち止まります。急いては事を仕損じるを胸に(多分使い方間違ってるけど笑)

リアルって漫画本にも書いてありました。それでも地続きの自分の道と。。。

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