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読書メモNo.73『ズルい努力/やまもとりゅうけん』


帯に書いてありましたが、会社をクビになった著者が、人生逆転のために心掛けたこと=ズルイ努力 として紹介されています。

読んでいて、少し思ったことが、著者は国立大卒で元々優秀だったんだろうなってこと。。。書いてあることに共感できることも、出来そうだなと思うことも、実行できなくても面白い考え方だなと感じることもありますが、逆にバックグラウンドも大事だなと再確認してしまって、ちょっと自分には現実的ではないなと思うこともありました。
個人的には、サクセスストリーとか好きなので嫌いではなかったです。


気になったところメモメモ


「撤退ライン」を決めておく


頭の片隅には常に「どこまでヤバい状態になったらやめる」を決めていくことの大切さ。
言われて気付きました。確かに時間にしろお金にしろ投資した場合などずるずる行ってしまうのが人の性。
転職を心に置きながらずるずる働き続けるのも、撤退ラインを決めていなかったせい。
私も、個人的には締切など決める方ですが、仕事などは締切前倒しで行動できますが、そこまで危機感がないことだとどんどん締切を後ろ倒しにしてしまいます。今簿記や英語勉強していていつまでにこれと思っていても、生活に関わるわけじゃないせいで、仕事やプライベートの遊びを優先してしまします。
元は転職のためと知らないことがあることが勿体無い。海外旅行に行った時に全く英語が分からなかったなどなど。。。理由はあったはずなのに。。。


安い、早い、ミスをしない。こんな偏差値60の人がいたら一番安定感があって、どの市場でも求められる。

言っていることはわかりますが、、、
私の周りに偏差値60以上の人ってそんなにいないかな笑と思ったら、そもそも偏差値60が希少かも。。。
自分の周りに合わせるとしたら偏差値50の普通の人が普通にできれば良いかなぁ。


Z世代は「何をやっているか明確な人」を支持する傾向がある。

コロナ禍で割と効率重視の人、有能な人、無能な人が明確になったと思います。z世代が支持するというより、万人的に明確な人は支持される。というのが私の答えかなぁ。
私はお金を払って時間が欲しいタイプですが、
直属の上司と新入社員君は、お金が欲しいから残業します。と公言するタイプなのである意味明確?なのかな?
仕事があって残業するのは良いけれど、悪い言い方をすると給料泥棒かなと思ってしまう。。。


攻撃は必ずブーメランになる

そうですよねぇ。攻撃というわけではないですが、割と私は自分の価値観で相手を否定することがあるので猛省です。
1、人によって解釈が異なること、定性的なことは否定も批判もしない
2、法的におかしいこと、定量的なこと、明らかな嘘は批判していい
まさに1は自分がやりがちです。価値観が異なっているはずのことでもついつい行ってしまう。
放っておく。のが正しい姿勢。

読みやすかったですし、ビジネス書あまり読んだことない人には良い刺激になる本かなと思いました。

おすすめ度:★★★☆☆
コスパ  :★★★☆☆

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