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【アルケミストの旅を生きる】世界の全てを味わいながら、スプーンの油を忘れない①好きに導かれて輝く女性 in Egypt

スプーンの油を忘れない(夢を追い続ける?)ことで出会う風景を味わって行きていく。主人公のサンチャゴが求める宝は、結局元いたところにあった。そう、もうそこにある。でも、それを追い求めることで出会う人や風景は美しくなかったかい?パウロ・コエーリョの小説「アルケミスト 夢を旅した少年」は夢物語でもなく、正に人生そのものだ。

トランスフォーマティブ・トリップ「美しい旅」を作る講座に参加している。初回の企画は、パウロ・コエーリョの小説「アルケミスト 夢を旅した少年」にオマージュを捧げたもの。この講座に参加する前に知り得なかった仲間と一緒にアンダルシア〜エジプトへ向かう旅を作っている。

一般的なツアーではなく、人の人生を変えるような心を揺るがせる「美しい旅」を作るには、やっぱり現地の人の目線が必要だ!でも、現地に知り合いなんて知らないしなあ。でも、何とかして探したい(スプーンの油)と思い、素敵な人に出会うことができた(風景)。

エジプトの知り合いいないし、どうやって見つけたらいいんだろう?「取り敢えずやる」を心情にしている私は、SNSでエジプト在住の人を探しまくった。その中で、カイロ在住で「エジプトコットン製のふんどし」を販売している祐美子アブードさんに行き当たった。

「ふんどし、来た〜〜〜!」昨年、友人のボディチューニングを受けたときに、「リンパを圧迫するのはよくないから、ふんどしにした方がいいよ」と言われたものの、数がありすぎて選べないまま時間がすぎた。そこに、「エジプト産ふんどし」。しかも、しかも、何と模様は、中東の魔除け、ハムサ柄。妬みや邪視から身を守り、健康・幸運・愛情を招く聖なる手のひら&心眼のシンボルだそうな。こりゃあ、買いでしょう。

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まとめて同じハムサ柄を注文した私に「いいんですか?」と連絡を入れてくれたことをきっかけにして、「お話したいです〜」とお願いしてしまった。なぜ、エジプトでふんどしを販売?面白すぎない?お話聞きた〜い。

何となく素敵な人だろうなあ、とは想像していたけど、いやあ、思い切って、声をかけてよかった。実際にオンラインで話させてもらって、初対面にも関わらず、1時間30分があっと言う間にすぎるほど楽しくすぎて行った。

祐美子さんは、ベリーダンスの教室に勤めていたときに、好きで個人輸入していた商品を教室に並べたら、予想以上の好評を受け、それがきっかけで、ダンスの衣装をエジプトに買い付けに行くようになる。その間にご主人(フォークロアダンサー)に出会って2014年にエジプトに移住。3歳の息子さんとカイロに住んでいる。

エジプトに渡っても、衣装の買い付けを続けていたけれども、昨年11月に香油や塩エジプト産コットンのふんどしなどを販売するオンラインショップをオープン。準備から開店まで、エジプトにしては思いも寄らないほど順調で、開店間もないけど、もう反響があるそう。知らなかったけど、エジプトの香油ってスピリチュアル系では有名らしい。

しかし、何故ふんどし?は、7年前くらいから「子宮を大切にする」ってことを始めたときに、ふんどしを自分でも使い続ける中で、紐で縛るタイプじゃない、自分でも使いやすいものをエジプト綿で作りたいと思ったことがきっかけだって。

届いたので早速履いてみたんだけどさあ、いやあ、これ、最高っすよ。何とういうか、この体の自由さに「今まで締め付けられていたんだなあ」と思うし、フィット感が半端ない!フリーサイズってことで、体の小さめな私はやや不安だったけど、全然そんなことないし、見た目は大きいけど、それは通常の伸縮性のあるものじゃないってだけ。身体の解放って、心の解放にも繋がるよなあ、と実感の1日だった。

そんなわけで、「美しい旅」を作る(スプーンの油)中で、色んな風景に出会い、味わっている。そのプロセスそのものが面白い。でも、風景に耽溺すると、旅は止まってしまうわけで、、、スプーンの油を忘れないことで、豊かな旅路が続けられるんだよなあ。

文中にもリンクを貼ったけれど、祐美子さんのことをもっと知りたい方はこちら→https://linktr.ee/malikamalaika


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