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2024東京都知事選でメディアが隠そうとしたものと隠し切れなかったこと

さて、2024東京都知事選の結果がでましたね。

不肖猫又BBAは、「公金チューチューをなくす」を掲げた、ひまそらあかねを遠く大阪より応援していました(選挙期間中にnoteだいぶ書いたわねw)ので、残念な結果。


https://www.tokyo-np.co.jp/article/338617

とはいえ、今回の都知事選、非常に多くのことが世間様に露出したのではないでしょうか。

公示前から、どう見ても事前運動では?ってのもずいぶんありました。

「ひまそらあかね」の出馬から

ひまそらあかねの出馬の瞬間から、異様な空気が…。

本当にしられていない泡まつ候補ならざわつく必要ないとおもうんだけど…。

選挙戦中も不思議なことが多かったですね。

大量のネットイナゴ発生

どうも、ひまそらあかねを応援している方のところに、大量のネットイナゴが発生したようです。もともと暇空茜氏を応援している方に「暇アノン」などと非難を浴びせる方はそこそこいたのですが、普段見受けられないくらい広範囲に及びました。

殆どネットイナゴに襲われないイナゴ除け仕様発言しているのでイナゴさんにほとんどご縁のないワタシのところにも珍しく少数ですが飛んできましたね。

岩下の新生姜の災難

どうも、一部のリベラルインフルエンサーも、そういった雰囲気にのった感があり、大災害も発生。

「岩下の新生姜」の不買運動や、営業妨害、そして、なんと岩下の新生姜を使っている大阪のたこ焼き屋さんにまで嫌がらせの電凸が…。

とんだ災難だったでしょうが、岩下社長は負けませんでした。


なぜか報道されない「ひまそらあかね」

元々、暇空茜氏のだした住民監査請求が通ったことも報じられず、住民訴訟も報じられず…、挙句、暇空氏に不利になるような報道だけが流れるといった不思議な状況でしたので、ある程度のスルーは起るだろうとおもいっていましたが…、

候補者全員紹介での報道では一応出ますが、アイコンは表示されません。
毎日新聞の報道では、立った三つしかない公約のうち、「公金チューチューをなくす」が、切り取られるなど、なかなかの変更っぷり。

とうとう最後まで既存メディアでは「ひまそらあかね」について、まともに取材・報道したのは夕刊フジだけだったようです。

ちょこっと名前がでても、立候補名の「ひまそらあかね」ではなく「暇空茜」になっていたり(東スポ、デイリー新潮ほか)、選挙期間中の報道としてはあり得ない話のように感じます(無効票の誘発になりかねないから)。

泡沫候補…にしても、それなりの知名度はあるはずですから、完全無視をしているといった形は、それなりにネットでは目立ちました。

都知事選挙選報道の不思議

そして終盤、なぜかマスメディアの都知事選関連TV報道が、前回前々回と異なる動きをしたり…もありました。

既存メディアが報道しないことによる、問題の不可視化という問題

私がマスコミによる露骨な「不可視化」を間近に見たのは2度目です。

1度目は「反・ゆとり教育運動」
世紀末に応用物理学会の先生達がはじめた運動ですが、運動の隅っこの方にいたので、たまたま見ることになりました。
これは運動自体が不可視化されました。
テレビは「2002年のゆとり課程完全導入」に向けての、文部省のスポークスマン、寺脇研の「これからの時代はゆとり」という説明ばかりを垂れ流しておりました。
多数ニュースでとりあげられた背景としては「それなりに不安の声」があったからでしょうが、反対運動があることはほとんど触れられませんでした。

ちょっとだけ痕跡がありましたのでひっぱりだしときます。

選挙ではありませんので運動自体がほぼ完全に不可視化されちゃったので、ご存じない方が殆どだと思います。
正直言って悔しかったですね。

そして、2度目が、今回の都知事選

それにしても、マスコミの壁は厚いですね。

左右両側(左翼とビジネス保守)の利害が一致した場合はとことん不可視化されるといった気がしたします。

不可視化現象が可視化されたという結末は残った。

今回、ひまそらあかね(暇空茜)氏が、都知事選にでたことは、決して無駄ではなかったと思う。

ひまそら(暇空)氏の出馬によって、いままでほとんど見えなかった「マスメディアによる不可視化」というものが、露骨に可視化されら。

「不可視化」なので、そもそも、非常に発見しにくい。

しかし、今回は「選挙」という、本来公開性が保証されたものであったことと、SNSという新しいメディアがあったことで「不可視化」が可視化された。

得票数は11万で7位という結果。

終盤になれば、ある程度推計はきくはずですから、その大きさはむしできるほどのものではないはず。

前回2020年の選挙結果は下記

前々回2016年はこちら


10万越えであれば、主要候補…に入ってもよさそうなくらいでしょう。

「ひまそらあかね」は、何らかの理由で意図的にスルーされたといっても過言ではないでしょう。

もうお一方、ほぼスルーされた方がいますね。

6位の内海聡氏もほとんど報道されていません。氏の主張が反ワクチンということもあり、報道を控えた…というのは、一見もっともらしいですが、それでも選挙ですから報道すべきだったのではないかと考えます。 


とにもかくにも、マスメディア陣営にある程度受けいれられる人・意見でないと不可視化されてしまう。いない者、ナカッタコトにされるということは可視化されてしまいました。

それは、とりもなおさず、マスメディアが「検閲」をしているに等しいということではないでしょうか。



「選挙」に本気で出馬することのハードルが「マスコミ」にあるというのは
、さすがに政治への参入障壁を爆上げしているようにも見えます。

マスコミに気に入られることが、不可視化されないための最低条件というのは、かなりの問題があるように思います。

マスコミによって不可視化されている問題は多々あるでしょう。

SNSとマスコミの乖離が進めば進むほど、新聞は斜陽化し、テレビの視聴率は落ち…ですから、マスコミにとってもあまり良いことはないような気がしますが、一度手にした「検閲権力」は手放したくないのでしょう。


ですが、マスメディアが隠そうとした「不可視化」は、見事に可視化されてしまいました。

あの時から四半世紀、時代は変わってきたように思います。




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