聴きたい歌がずっとある。
ハンバートハンバートさんの新譜を聴いてます。
リンダリンダのカバーがすごくいい。
この曲を他の人が歌うなんて無理って思ってたけど、遊穂さんの声がすーっと沁みて、歌詞の良さが際立つ感じ。
この曲が発表された当時、ドブネズミがなんで美しくて優しいんだよ?とか言う人たちがいたけど、そんなの誰にもわかんないじゃん?って思ってた。優しいかどうかわかんないけどさ、優しくないこともわかんないじゃん?って。
名曲として残るものって、生まれたときは新しすぎて物議を醸すよね。
ヒロトの歌う「写真には映らない美しさ」と、遊穂さんの歌うそれと、違う美しさな気がする。
ハンバートハンバートさんのFORKシリーズ3に入ってる「どんなときも。」を聴いたときに、すごくびっくりした。
よく知ってるはずのこの歌、こんなこと言ってたんだ?って。
よく知ってる声で聴くと、するすると流れていってしまう言葉が、違う声だと、ずしっと刺さったりする。
それで、今さらながら、この曲を作った時の気持ちを想像して、ぎゅっとなる。
まっきーそんなこと考えてたの?涙、、って。
本人が歌ったらもちろん、いいに決まってる。
でも、他の誰かが歌ったら、その人の個性が混ざって、違う方向に届く気がする。
もうさ、一日中音楽聴いてたって、人生の残り時間じゃたりないよね。
🚄
そんなことを考えながら、時速285kmでぶっとばして、好きな人のうたを聴きに行く途中です。
生まれたばかりの名曲が聴きたいです。
ヘッダーは、みんフォトの世界の美術館より。
「真珠の耳飾りの少女」はなかったけど、フェルメールさん。目がきれい。
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