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英語講師:きっかけと今の仕事について

どうも、田舎の複業ワーママです。

英語系の仕事を複数しているわけですが、今回は「英語講師」に焦点をあてます。どんな経緯で英語講師になったのか、今どんな仕事をしているのか、英語講師に興味がある人の参考になれば嬉しいです。

■「教師」じゃないよ、「講師」だよ

実は「教師」とか「先生」って言われるのが苦手です。「教えてる」つもりも「教えてあげる」つもりもないから。副業で塾講師をしてた頃「先生」って呼ばれていい気になっている大人が嫌だったんです。「先に生まれた」ことと「上から目線」は全くの別物です。

学校の先生みたいに資格を持っていたら別の話です。私は資格を持ってません。ただアメリカで大学を卒業したり、英語が話せたりするだけです。なので、大人の生徒さんには「まみちゃん」って呼んでもらってます。むしろ、彼女達から学ぶことの方が遥かに多いです。だって、みなさん人生の大先輩ですもん。

保育園児や小学生は「まみ先生」や「まみちゃん先生」って呼んでくれますが、どちらかと言うと「お母さん」のような存在でいたいです。ダメなことは注意する、人の話をしっかり聞く、消しゴムのカスは捨てて帰る…そんなことが当たり前にできる人を育てたい。目指しているのは「大家族の母」です。

■生きた英語を求めた

英語講師を目指したのは、新卒で就職した某IT企業の公用語英語化がきっかけです。当時、英語を使える若手職員が重宝されました。社長との経営会議にマネージャーと共に参加したり、英語で仕事をしたりしてました。でも、私にとってその日々は違和感だらけだったのです。入社した頃は思ってもみなかった、好きな英語を使って働いてると言うのに。

昇格のためのTOEIC受験。理解できなくても英語で会議。そんな周りの様子を見て私は気付きました。仕事のための英語じゃなくて、生きた英語に触れたいんだと言うことに。他のことも重なってその職場は3年で退職。いつか、自分の英語教室が持つと言う夢もできました。

■押しに負けて始めた英語講師

最初の英語講師の仕事は大人の公民館講座でした。下記の記事にも書いたように、田舎で英語ができる人って少ないです。先生が引っ越すから後任をお願いしたい、と打診されたのがきっかけです。当時、NPOと塾講師をかけもちしていたので迷いました。

他にお願いする人がいないから、そこをなんとか…

と頼まれ、オバちゃんの押しに負けて引き受けました(笑)

そこには、ピリピリした空気もなく、成績に捉われることもなく、英語を楽しみたい身に着けたいってエナジーを感じました。塾講師しか経験していない私にとって、月4回、楽しみながらも目的を持って自主的に集まる大人は新鮮そのもの。カーペンターズやビートルズなど懐かしい洋楽を歌ったり、英語で早口言葉や計算問題を出し合ったり。そこには私が求めていた生きた英語がありました。

■子供英語教室の依頼もきた(笑)

そうこうしていると、別の公民館講座の講師依頼がきました。小学生英語の講師をしていた知人がもう辞めるから後任をお願いしたいと。特に断る理由もなかったし子供は好きなので、引き受けました(笑)

子ども達のレッスンは月1回。複数の会場で行っているので受け持つ生徒は80人以上です。名前と顔を一致させるだけでも数ヶ月かかります(汗)ひとつのレッスンに20人以上参加する地域もあり、叱ることや目が行き届かないことも多々。それでも街中で遭遇すると「まみせんせ~!」って声をかけてくれる子や、1ヶ月前の内容をしっかり覚えて習得している子もいて幸せです。

■理想に近づくための勇気

どちらの公民館講座も、今も続けています。子ども達が楽しむアクティビティはどっちかな?コレは大人のレッスンにも応用できるな!私がやっている仕事は全て単独ではなく、1つの円のように繋がっています。この様に色々と経験を積ませていただく中で、より自分の理想に近いレッスンがしたくて自宅英語教室を始めました。

英語講師が提供するものは自分の知識です。

いつでもどこでも、始められます。ホワイトボードや教材、椅子・机なんてなくても全然OK!夢を持ち続けて6、7年。もっと早く始めれば良かったと思う日もあれば、今がベストタイミングと思う日も。正解はないので、迷ってる人がいたら「えい!」って一歩踏み出す勇気を出してほしい!私にできたのだから、あなたにもきっとできる!


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