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アフリカ人の英語、語学力、言語、部族

エリアごとに話される言葉が違う

アフリカは、大きく

北部(エジプト、モロッコ、チュニジアなどアラブ系)

西部(ナイジェリア、ガーナ、フランス語圏)

東部(ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダなど発展系)

南部(南ア、ナミビア、モザンビークなど白人多い系)

で分かれています。

北や西アフリカ(大陸の上の方)はフランス語やアラビア語が主流。英語は通じないことが多く、仏語かアラビア語をちょっとでもわかる方が、旅行はしやすいと思います。

逆に東と南部アフリカ(下の方)は、英語は広く使われていいますので、英語だけで飛び込めます!

南アフリカやナミビアの白人は「アフリカーンス語」がメインです。これはその昔やってきたオランダ人のオランダ語がなまったような言語で、日本人にはあまりなじみがないのでほぼ理解できません。

公用語なだけの英語

国情報を見ると「公用語が英語」なことが多いですが、公用語なだけで、全然話されていないことも多々あります。

例えば青い空ときれいな海で有名なセーシェルは、英語なんて誰も話してなかったです(観光業以外の一般の方々)。

ナミブ砂漠で有名なナミビアの唯一の公用語は英語ですが、英語が第一言語の人は5%以下です。。。公用語って、そもそも何なんでしょう??

アフリカの言語2000以上

あと、アフリカの方は1か国語だけ話す方はほとんどいません。だいたい自分の部族の言葉、あとは部族を超えて一般的に話されている言語を勉強します。エチオピアは80以上の民族が住んでいるので、民族の言葉と、国の公用語のアムハラ語、加えて語学堪能の子は英語などを学びます。

アフリカには2000以上、数え方次第では3000以上の言語が存在し、大きく6つに分類されます。言語=部族なので、言語が話されているエリアが、その部族が辿ってきたルートになります。

アフリカに通い始めたころ、南アフリカのザンビアに長期滞在しました。すると、だんだん目も慣れてくるし、友達もできるし、アフリカ生活が日常化してくるんですね。

すると日本にいる頃は「黒人=黒人」だったけど、慣れると結構顔つきや肌の色も違うんですよね。アジア系の顔つきだったり、鼻や目が大きかったり、小柄だったり、とても黒かったり、ちょっと浅かったり。その違いが部族の違い=言語の違いでもあるんですよね。

それで部族ごとに「商売上手」「したたか」「物静か」とかあり、まあ日本の県民性とかわらないのですが、ダイバーシティを毎日体感できて面白かったです。

ブッシュマンのクリック音

色々な民族が色々な言語を話す中、アフリカ大陸に一番昔から住んでいると言われているブッシュマン(サン族)の言葉は、とても特徴的です。

昔イッテQという番組でイモトさんがブッシュマンと絡んで、その言語のオモシロさが引き立っていましたが、彼らは「クリック音」を使うんです。舌を使った破裂音で「トゥ!」みたいな音です。

だから彼らの会話を聞いていると、「・・・・トゥル・・トゥトゥ」とクリック音満載で、リズミカルな会話を聞いているみたいです。

その昔、初めてアフリカ大陸に白人がやってきて、ブッシュマンの会話を聞いたとき、彼らの原始的な外見と、初めて聞くクリック音の会話から、ブッシュマンのことを「人間より下の動物レベルの生き物」という解釈をしたそうです😢😢人間は理解できない人やモノには、冷たい反応しますよね😢


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