【アラフォ女子ひとり旅】サハリン(旧樺太)に行ってみた#001 _きっかけから出発編
サハリンという街を知らなかった
2019年5月
日本は令和元年になる瞬間。
私は北海道のさらに北部にあるサハリン(旧樺太)にいた。
日本から一番近いヨーロッパ。
ロシア語も英語も喋れない私がなぜひとり旅にこの国を選んだかというと。。
ただ兄(←ちょっとカワリモノ)の適当な一言を間に受けてしまっただけなのである。
まずは情報収集から
旅を出る前はたいてい『地球の歩き方』を購入している。
しかし極東サハリンは珍しいからか、都内の大きめの本屋を何店舗か回ったんだけど、見つける事ができず。。Amazonで購入。
一応ロシア語の本も用意(結局一回も使わなかった)
サハリンは北海道の端っこ稚内からも天気のいい日は肉眼で少し見えるとか。
北海道から目と鼻の先であるサハリンであってもロシアへの入国になるので、VISAの取得が必要。
個人旅行の場合、旅行会社発行のバウチャーや現地受け入れ旅行会社からの予約確認書(招待状)などが必要なので、旅行申し込んで終わり!とはならなかった。
申請書に不備な点(出入国日、名前のスペル、生年月日の間違い等)がある場合、一切ロシアに入国することができないので、旅行代理店から念入りに確認された。
日本からサハリンへのルート(2019年当時)
日本からサハリンのルートは以下の通り(2019年当時)
成田空港から週2便、新千歳空港週5便からと、稚内から船が出ているとのこと。
※ウクライナ情勢以降、いずれもストップしているようです。
成田空港からはオーロラ空港というロマンチックな名前の航空会社を利用。
飛行時間は約2時間半。サハリン現地時間は日本現地時間の+2時間。
オーロラ航空はとても小さな機内だったけど、出ないと思っていた機内食もドリンクも出てきた。
サンドイッチは昔、母が作ってくれたようなポソポソのサンドイッチだったけど、出ないと思っていた矢先に登場したからとてもテンションがあがった。
無事に着陸するとタラップより下ろされて、そこからバスで空港に向かう。
機内には100名前後の人たちが乗っていたイメージ。
ロシアの恐るべし入国管理
ユジノサハリンスク空港(ロシア語: Аэропорт Южно-Сахалинск、英語: Yuzhno-Sakhalinsk Airport、日本の施政権が及んでいた時代の名称:大澤飛行場)に到着したら
ドキドキの入国審査。
確か2−3ゲートが空いており、外国人用とロシア人用のゲートになっていた。
事前に書類が一語一句間違えている部分があると入国どころかロシア警察に連れて行かれてしまうなど脅されていたので、ここは祈るしかなかった。
何名かが別室に連れて行かれていったのを見てさらに不安増す。。
いよいよ私の順番になると、
何か質問されるわけでもなく、沈黙のまま一枚一枚書類を丁寧に確認されていた。
その間、私はとりあえずニコニコするしかなかった。(そもそもロシア語でも英語でも何か話しかけられたら終わったけど。。)
とても長い時間が経ったと思ったけど、数分程度だったのかもしれない。
そういえばロシア語の本を購入したにも関わらず、ありがとうすらロシア語で言えない自分がもそのすごく恥ずかしい。(ちなみにありがとう=スパジーバ Спасибо!)
日本とサハリンの時差は+2時間。夕方に成田を出発し2時間ほどのフライトだけど、入国審査を無事に終了して荷物をピックアップした時には既に夜になっていた。
ホテル着
ホテルまでは送迎をつけていたので、荷物をピックアップしてからはとてもスムーズに着いた。
ホテルはガガーリンホテル。徒歩で近くのガガーリン公園に行ける。
海外で気になる水洗事情も特にトラブルもなく、Wi-Fiのつながりも良かった。
ただコンセントは事前にしらべてC型プラグも使用できる変換器を持っていったのに、丸いくぼみにしっかり刺すことが出来ない状態・・
日本から借りていったグローバルWi-Fiについていた付属品でなんとか対応することができた。
ちなみにホテルにはカラオケバーがあったから深夜1時過ぎまでカラオケで楽しんでる人たちの声が聞こえてた。
静かなのが苦手な方なので、私は安心して眠ることが出来たけど。
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