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心臓病を抱える猫を飼うという事

いつもお読みいただきありがとうございます。

実は我が家の愛猫は、三尖弁奇形という心臓病を抱えております。
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、
簡潔に申し上げますと、心臓の弁の働きが上手くいかず
本来混ざる事の無い血液同士が逆流してしまうという病気です。
これにより全身に本来巡るはずの血液が届きにくくなり、
そこから心臓の合併症を引き起こしたりもするそうです。

発覚したのはお迎えして1週間程度の時で、
生まれてからは2か月の子でした。
何度もくしゃみのようにクチュンと繰り返し、
その頻度があまりに多いと感じたことがきっかけで、
この時はまだ「家のホコリかな」なんて
考えてしまっておりました。

しかし口呼吸している姿を見かけ、
「あれ?これはやばいんじゃないか?」
と思い、急遽病院へ連れていくことにしました。

最初は元気そうだね?なんて言いながら触診・検温をし、
もしかしたら猫風邪かな?
という診断だったのですが、獣医さんが念のため
レントゲンを撮ってみましょう!
というのでお願いしました。

そしてまた呼ばれたときに、獣医さんから
「正直にお伝えしますと、このままでは命に関わります」
と告げられ、私は頭が真っ白になり状況が理解できませんでした。

そこで伝えられたことは
「レントゲンではまだはっきりと分からないが、
心臓が肥大しております。そして肺炎を起こしていて
このままでは危険です。」
という事を言われました。

一度エコー検査して詳しく見ましょう
ということになり、実施してもらいました。

すると、
「心臓の血液の流れが逆流が見られます」
と…
「ただ今は肺炎の影響で心臓に悪さしている可能性もあるので、
まずは肺炎を直す事を優先にさせて、回復したら心臓の方も詳しく
検査して判断していきましょう」と

うちの子はこのような状況でもご飯はもりもり食べており、
獣医さんからしても見た目は元気だったから
「よく気付いてくれましたね」
というレベルだったようで…。

「あと少し連れていくのが遅かったら亡くなっていたかもしれない。
全力でこの子を助けます」
と獣医さんが言ってくれ、もう心からのお願いします!と
毎日良くなってくれ~と祈りながらの治療が始まりました。

肺炎を優先して直す事からだったので、
毎日お薬を飲み、目薬と鼻にも薬を差し
週一で病院に通い、肺炎の方はすっかり良くなりました。

そして心臓の方は、
やはり他の猫よりも大きく、多少は減ったものの
三尖弁の機能が完全ではないため血液が逆流していたり、
不整脈も見られる状態…

まだ子猫ということもあり経過観察が続きますが、
他の猫のように走り回って遊ぶとすぐに口呼吸で苦しそうに
してしまうので、軽めの運動に抑えるように試行錯誤をしながら
適度な運動にしておりますが、毎日ハラハラで心配が尽きない状況です。

だからせめて生きている間にたくさんの思い出を残してあげたい
そう思い、特にご飯にはお金を使うようにしました。

色々なご意見があるのは重々承知ですが、
この子に少しでも良い物を食べさせてあげたい。
治療も受けさせてあげたい。
そして同じ病気を抱える猫ちゃんが居た時に
少しでも役に立つ情報を発信したいと思いました。

その為に、皆さまのお力をお借りできたらと想い
有料記事として書かせていただきました。

下手な文章の中、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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