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日本美適進化論:性別より役割と専門性

この時代変化の面白さは、今までマイノリティ―で様々な社会問題を陰で主張してきた側が、ジワリジワリと声を上げ共感者を増やし、マジョリティーに加速し始めるのを体感できること。特に女性蔑視発言の波が収まらない流れで国際女性デーを迎えるのも、風に運ばれる現代を象徴しているようでスゴイ!と目を見張っています。その時々で変わる前提や常識を柔軟にアップデートすることが、新しい流れに乗ることなのでしょう。無意識に刷り込まれる偏見や決めつけを知ることも、自身の豊かさがひろがる魅力だと考えると、変化が前提の新時代を迎える気持ちが整いますね。

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また、コミュニケーションの概念も変化していると感じます。パラレルキャリアによる差別化された自己のアイデンティティと相性の良い相手とのコラボレーションは、社会問題の解決を通して大きなマーケットに繋がる可能性に満ちています。旧態然とした発想にはない、当事者も予測不能な展開を創り出すのは、新たな人との出逢いでしかありません。それを活かす目利きはリバースメンター制度にもあるような、年代も性別も立場の違いにもお互いに敬意を持ちながら価値交換ができるスタンスです。反面教師からも学びながら確信を深めて「どちらか」ではなく「どちらも」の良い関係性を築ける人が自分の成長を止めない生き方ですね。人は一生変化します。答えを持ち過ぎず、「経験」による助言と割り切る人の魅力はエイジレスです。自分の専門性を磨き社会での役割を明確に主張できるコミュニケーションスキルは、これからの時代を生きる軸となるでしょう。

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