見出し画像

しなやかな腕の祈り

Coccoさんの「しなやかな腕の祈り」という曲が好き。

歌詞

何かを成し遂げたくてもがくとき、"自分のために"を意識して自身を奮い立たせること多々ありなのですが、良い起爆剤でありながらも、意外とそれだと充電が長続きしないし、歯車が噛み合わない。
わたしは自己肯定が得意なほうではないから、そのせいなのかもしれない。

偽善のようなことを書くけれど笑、大事な人たちの喜ぶ顔を思い浮かべることが、ふとした瞬間の心のエネルギーになることは、あると思う。

でも夢中になっているときはそれになかなか気づけないというか、見て見ぬ振りをしてしまう。
自己肯定の得手不得手や自己愛のレベルは関係なく、結局自分が一番かわいいから保身に走ってしまうことはたくさんあるのです。

自分のため、自分のため…と動いたはずなのに、行き詰まってふと手の中を見ると、果たしてわたしに何が残ったんだろう?なんて気持ちになる。
「誰かのため」にやるのが正解だと言いたいのではなく、拠り所を自分だけにすると辛いんだな、という話です。

しなやかな腕の祈りを聴くと、周りの大事な人たち、今まで出会ってきてくれた人たちを思い出して、急に心が解凍される。
そしてまた前を向ける気がする。

わたしは小さな人間だけれど、周りの人たちが、わたしに出会えて良かったと思える要素がこの先に少しでもあれば嬉しいな。と思うのです。
明日も、明後日も、いつの日も。

Instagramに以前載せた内容を少し変えて再掲しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?