【ロンドン発】今週の日記(5月29日~6月4日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。
注:下にスクロールすると、ミイラ・骸骨の写真が出てきます。
5月29日:何故かシチリアのジェラートは、ショーケースで見るとあまり食をそそらないのだが、食べてみると美味しい。
5月30日:エトナ火山ツアーに行ってきました。ヨーロッパ最大の活火山で、今でも頻繁に噴火しています。ケーブルカーを使って上まで行くことも出来るのですが、私たちは、麓の町まで車で行き、そこでツアーガイドと待ち合わせ、彼の四駆で火山まで連れて行ってもらいました。
標高が高くなるにつれてかなり寒くなるので、防寒が必要。一応サンセットツアーとの名目で4~8時まで4時間のツアーだったのだけど、日が落ちると一気に寒くなってきた。やはり山の天気は変わりやすいね。
5月31日:Riposte のアパートメントをチェックアウトし、車を返して、バスでパレルモに移動。パレルモはシチリア最大の都市。
シチリアといえばマフィア。パレルモのメイン通りにある、この小さなミュージアムは、『No Mafia Memorial』ということで、マフィアの撲滅を記念したもの。
マフィアを一掃し、秩序を取り戻し、国民の安全を守ろうと尽力した、検察官や政治家、裁判官などが殺害された写真を見るのは心が痛む。展示は生々しく、その分、殺人の残虐性がより際立つ。しかし彼らの努力があったからこそ、ここシチリアは現在このように観光地になり、安全に歩けるようになったのだろう。また、殺害されたマフィアのメンバーに関する展示や、シチリアの盗賊、特に悪名高いサルヴァトーレ・ジュリアーノに関する展示も。
ノルマンニ宮殿へ。
宮殿内にあるパラティーナ礼拝堂はまさに宝石箱のような美しさ。壁一面が金箔モザイクで装飾され、煌びやか。
旧市街から少し出て、カタコンベへ。ここは、カプチン派のカタコンベ。カタコンベは恐らく4~5か所は行っていると思うが、ここは今まで行った他のヨーロッパのものとはかなり違う。写真撮影は禁止なのだが、下のウェブサイトで中のイメージが伝わるかと思う。ミイラや骸骨が約8000体。しかも、その職業の服を着ている。これだけずらりと並ぶとかなりシュール。
イワシのパスタの写真をインスタで投稿し、「日本人とイタリア人だけが好んで食べる」と書いたら、これを見たイギリス人(ニューカッスル出身)の友人が「僕もこのパスタ好きだよ」と。その上、パンくずがのってる理由を、「チーズが買えないからパンくずで代用してたんだよ」と教えてくれた。
6月1日:パレルモ2日目。シチリア最終日。
マーケットは楽しい!流石シチリア、フードがメインではあるのだけど、買い物もしたよ。
6月2日:帰りの飛行機が遅れ、自宅に戻ったのが夜中の2時。今日は家でゆっくりしといたら?と提案するも、息子たちはもう既に予定を入れており、次男は遅めの朝食をとった後、リージェント・パークへクリケットの練習へ。長男は同級生のお家のプール・パーティーへ行ってしまいました。
買い物に出かける車中、ラジオを聞いていたら、なんとサマンサが戻ってくるというニュースが!!!信じられないのだけど、信じて良いのよね!?新しいキャストも嫌いではないけど、スタンフォードもビッグもいなくなって、やはり雰囲気が変わってしまったし、正直『AND JUST LIKE THAT... 』のシーズン1でのサマンサの設定とテキストだけの登場は、かなり無理があったし、何よりもペインフルだったよなあ。ラジオのレポーターによるとやはり第一の理由はお金だとか。まあ理由はどうであれ、またあの4人を見ることが出来るなんて嬉し過ぎる!
6月3日:友人のバースデー・ディナーでセンターへ。ブルームズベリーに住む友人の誘いで、ベッドフォード・スクエアへ。
この友人カップルの子供達は皆、ウチの息子たちよりも年上なので、大学や就職に関して訊く。子供たちの進学を経験しているだけでなく、自らも、テレビ局勤務、作家、大学講師、ユニオン・リーダーなので、メディアでは報道されない様々な話を聞いた。やはり経験者や前線で活躍している人の話はためになるし、面白い。
この後、パブで食事をしたが、かなりガッカリだった。ロンドンのど真ん中にありながら、どうしてこんなにクオリティーを落とせるのか不思議。
6月4日:行ってきましたコルチェスター。そして記者会見とライブレポ書きました。
情報盛りだくさんだった記者会見と、ウェンブリーへのキック・オフ初ライブのレポートは、ロッキング・オン7月号(6月7日発売)にて。
(今週おわり)
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