絵が元々好きじゃなかった私が大人になってからアートに出会って感じたこと
こんにちは。
日常にひそむ小さな幸せを発見するのが大好きな
フランス在住パステルアート講師の まみこです。
あなたは〝アート〟というものに対して
どんなイメージを持っているでしょうか?
絵を描くのが好きですか?
それとも苦手意識があったりしますか?
今はパステルアートの先生として活動している私ですが
実はもともと絵が苦手でした!
絵心も全然なかったんです…。
(と言っても信じてくれない人が多いのですが)
正直言って何よりも、中学や高校の美術の時間が
全然好きではありませんでした!
なんでそう思ったのかな?って理由を考えてみたら…
学生時代の体験が浮かびあがってきました。
美術の授業ではみんな同じテーマで
作品を作り上げていきますよね。
すると
私より絵が上手な人や、素敵な作品を仕上げる人が
たくさんいることに嫌でも気づく体験をします。
また〝成績〟という形で評価をつけられることで
自然とその人たちと自分を比べることをしてしまっていました。
そこから
「私は友達より絵が上手じゃないから、全然楽しくない。」
=「だから絵を描くのも好きじゃない!」
って、思い込んでしまっていたんです。
つまり
完全に周りの人と比べて
自分を評価してしまっていた…ってことなんです。
周りの先生や親、大人たちからの評価で
成績をつけられたり、比べられることで
自分への思い込みが深まっていたんだなって
大人になってから気づくようになりました。
でもそれって
よくよく考えてみれば
誰からの評価?ってことですよね。
本当はその評価は
「自分がアートを好きかどうかとは全然関係ないこと」なのに…。
大人になって出会ったパステルアートを始めて、
私が感じるようになったのは
アートって、もっと自由で楽しくて
自分の心がウキウキと喜んじゃうもの
なんだな~ってことでした。
そこでは人と比べる必要なんてない!
っていう時間があって、ただただ
アートをとおして自分と向き合う時間があるだけでした。
しかも
子どものときには誰もが感じていた
ワクワク楽しい気持ちを思い出させてくれるもの
でもありました。
指で色を塗っていくことで
色と色が重なって馴染んでいく様子が
ただただ楽しかったり。
そんな純粋で楽しい気持ちを感じながら
絵がうまいとか下手とか関係なく
〝自分の心が喜んでいる感覚〟や
アートで自分を表現する楽しさ
を自分自身が味わえたら
それでOKなんだなって、今は思っています。
そんなアートの楽しさや、色で癒される感覚、
そして何よりも
アートで自分の感覚を気軽に表現できる喜びを
レッスンをとおして、これからもお届けしていきたいです。
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