結婚式をする意味。
結婚式をする意味はひとそれぞれ。なんて言ったらそこまでで。でもそれ以上もそれ以下もなくて。
数年前からウェディングの映像会社で働くようになり、気がつけばウエディング脳となっていて、それに関する記事やツイートやニュースを毎日敏感にキャッチするようになる。
仕事柄どうしてもウエディングに熱い想いを持ったヘアメイクさん、プランナーさん、カメラマンさんなどなどにお会いすることが多いので結婚式へのネガティブな記事を見るとどうしてもシュンッとなってしまうのだけど。
だからと言って結婚式にネガティブな感情を持った人の気持ちを覆したいわけでもなく。
結婚式に対していろんな意見があっていいし、ネガティブな感情を否定するつもりもない。
そんなこんなで(雑)、毎日いろいろと想う中、先日インタビューをさせていただいたプランナーさんのお客様(卒花嫁)の柔らかい言葉で表現されたメッセージが久々に突き刺さる。
思い返せば、私の実家にはいつも両親の結婚式の写真が飾られていました。幼い私は、何度引っ越しても登場する若いふたりの姿をよくからかったものですが、 いまはその理由がなんとなくわかるような気がします。幸福なはじまりの記憶。それはたとえ数時間でも、その後の長い道のりをほのかに照らし続けてくれる、 小さな光なのかもしれません。
これほど「結婚式の意味」として共感した言葉はないかもしれない。結婚式に意味を見出せない人や嫌悪感を抱く人は実はけっこう多い。
それに人々はどんどん合理的になり、結婚式は完全に非合理的と分類されているような印象がある。(まぁ実際そうかもしれない。笑。)
それでも結婚式がなくならない理由がこのメッセージに詰まっているような気がして。
我が家も結婚式の写真を見ては夫婦で思い出話で盛り上がったり、子供たちも「おとうさんとおかあさんがラブラブだ!」なんてワイワイしくれたり、結婚式をきっかけに出る会話や空気はいつだってポジティブだ。
なんだかまとまりがないけど、そういえば来月で結婚10周年。なんてことを思いだしたのでね。おしまい。
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