見出し画像

マミザキ春のパン祭り。



こんにちは!
毎朝明け方に花粉で起こされ、万年寝不足状態のまみげです。
家中の通気口という通気口にフィルター設置してるのに、彼らはどこから侵入して来るのでしょう。



先日の記事で焼いたバターロールに引き続き、先週末にまた色々焼きました。



先週末はお天気が荒れてたので、家に引きこもりせっせと生地を捏ね、バターロール生地も、「近隣の人ごめーん!」と思いつつ、バンバン叩きつけてもう一回だけ仕込みました。

音がどの程度響くのかは不明だけど、すごく後ろめたい気持ちになるあのスリル。

できれば味わいたくないのでケンミックスが欲しいと切実に悩む今日この頃です。


さてさて本題のパンですが、パン作りに私が良く使うのは、近所で手に入りやすい粉がほとんどで、カルディで手に入るスーパーカメリア(キャメル)と、スーパーで手に入るカメリアスペシャル(日清製粉)です。

私はパンは専門職ではないから、どっちが何に適してるかはよくわからないけど、スーパーカメリアはふんわりと柔らかい仕上がりになるのでロールパンに、カメリアスペシャルは柔らかさともっちり感がバランス良いのでフォカッチャ生地に使う事が多いです。


個人的にはカメリアスペシャルの方がバランスが良くて色々なものに使いやすいかな?と思います。




そんなわけで宜しければ引きこもりの成果を見てやって下さい。


前回のロールパンからの〜



ロールパン生地にクッキー生地のせて
メロンパン。

が、しかしクッキー生地ケチって全面を覆わなかったので、刈り上げ風メロンパンに(笑)

かわいそう(笑)
てっぺんしかクッキー生地なくて
襟足がスースーしてそうな
刈り上げメロンパン。

右はおはぎの残りのあんこを入れたあんぱん。
左は普通のロールパン。



続きましてフォカッチャ生地で色々。

まずは普通のフォカッチャ。




野菜をのせた野菜フォカッチャ




ココア生地と2色にした
ねじねじパン。

これはトマトジュースとかで作ると
オレンジ色の生地になってそちらもおすすめ
🍅




…ここまでご覧いただいて、鋭い方はお付きでしょうが、私が普段作るのはロールパン生地、フォカッチャ生地をベースにしたものがほとんどです。


他のパン生地でも作る事はあるのだけど、ロールパン、フォカッチャの2種ができるとそこから配合を少し変えて色んなものに展開していけるので、結構おすすめです。


それで、先日PATAさんからフォカッチャ生地見てみたいとのコメントをいただいたので、フォカッチャ生地の配合と工程をご紹介します。

今回作った全部のバリエーションを紹介するとえらい長くなるので、今回は普通のフォカッチャの工程のみ載せておきます。

今回の他のパンの成型を知りたい方は、コメントいただければまた記事にしますのでお気軽にお声掛けください🙋‍♀️


フォカッチャ

強力粉    500g
オリーブ油  60g

a
砂糖     20g
塩      9g
ドライイースト 7.5g
ぬるま湯   約300g(季節により微調整)


①大きいボウルに強力粉を入れておく。
aの材料を合わせて良く混ぜ強力粉に加える。

この日は粉800gで作ったので、
水は480gなのだけど、雨で湿度が
高かったので10g減らして加えました。
逆に湿度の低い冬場は分量通りに加えて、
様子を見ながらごく少量手につけて
足していくと良いと思います。


ちなみに冒頭で書いた強力粉ではなく、スーパーのPB商品のような強力粉の場合、水分を多く吸うので基本の水分量を気持ち増やしても良いと思います。
反対に本格的にイタリア小麦粉の0粉を使う場合は、ベタつきやすいので基本の水分量を控えめにした方が扱いやすいです。




②ボウルの中で全体がまとまってきたらオリーブ油を加え(台に移してからオリーブ油を加えても良いけど、量が多いのでボウルの中である程度混ぜた方が扱いやすいです)ざっくりと合わせてから台に移し、片手で生地を抑えながら、もう一方の手で台にこすりつけながら引き伸ばし、まとめるを繰り返して生地を捏ねる。

水気が足りないようでも
次第に馴染んでくるので、
しっかり生地に水分が回るまでは
水加減は様子を見る。



ぐっと押し込んで



台に擦り付けながらぐいーっと伸ばす。
写真撮ってるので片手ですが、
生地の手前側を押さえながら捏ねます。


③だんだんコシが出て伸びにくくなってくるので、そうしたら陶芸の菊ねりのように片手で押して片手で回転させながら、最初は強めに捏ね、更にコシが出てきたら弱めに、表面に膜を張って滑らかにする様に捏ねる。


捏ね上がりこんな感じ。
必ず荒れた面は下に巻き込むようにして、
表面を滑らかにして下を綴じる。



④ボウル等に入れ一次発酵。40分くらい。
気温や湿度が高い場合は、ラップをかけてそのまま放置で、気温や湿度が低い場合は、オーブンの発酵機能を使うか、35度くらいのお湯を張った鍋等で湯煎をすると良い。
2倍にふくれて指を入れ戻ってこなければOK。

奥に見えるのはココア入りフォカッチャさん。



⑤分割、成型する。
(大きく焼くフォカッチャは、家庭用オーブンだと500g仕込みくらいまでが焼きやすいと思います。)

軽く押してガス抜きをし、
やや楕円な感じに丸めて表面を滑らかにし、
下の生地をゆびでつまんでしっかり綴じる。

少し置いて生地を休ませたらクッキングシートを敷いた天板にのせ、手で押し伸ばして好みの厚さにし、ラップをかけるか、オーブンの発酵機能を使って2次発酵させる30〜40分。



⑥発酵完了したらオリーブ油をたっぷりめに塗って指で穴をあけ、好みでローズマリーを散らして塩を振る。


穴は容赦なく開けていきましょう。
何度打たれようと奴は再び蘇る。



私の穴あけの雑さ(笑)



ローズマリー取れるのが嫌な人はローズマリーごと指で穴あけして押し込こんでおしまい。



⑦180〜190度に予熱したオーブンに入れ、35〜40分焼く。
表面をパリッとさせたい場合は、焼く前に霧吹き等で水をかける。

焼き上がり。



切るとこんな感じ。
日本人好みのもちふわな感じです。



もっと薄くしたい場合は、成型の段階で綿棒でのして薄くしたり、薄く伸ばした上2次発酵完了後にもっと指で穴をボコボコにあけても良いです。
その場合焼成温度を200度位に上げて焼き時間も短くします。
(トスカーナでスキアッチャータとか言われるタイプのフォカッチャになるかな?)

ただ、この方法はすぐ食べ切るには良いけど、翌日には硬くなるので、すぐ食べきれないなら前述の方法をおすすめします。



焼き上がったパン並べたら、王とそのお付きと下々の者みたいな雰囲気出た。
パンカースト。




ともかく色々できたので、全種類冷凍して箱に詰めて両実家に配達〜!


70cmサイズのダンボールに
良い感じに収まった。
美味しく食べてもらうんだよ。



そんなこんなで春のパン祭り終了。

通常営業にもどります。



こんな感じですが、PATAさんご参考になりましたでしょうか?


ではでは、お読みいただきありがとうございました〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?