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ひとり時間の練習

誰もいない部屋で過ごすって、やっぱりつまらない。
ツイッターやインスタグラムで、面白い投稿や画像を見るといつもは息子たちに見せて、一緒に笑い合ったりする。
それも出来ないし、食事も無言。
テレビを観て笑っても、笑い声は私のだけ。
狭い家だけれど、こういう時ってとても広く感じる。

ひとりでいたって、やることはなくならない。
掃除機掛けたり、洗濯したり、食器を洗って、お風呂掃除。
別にサボってもいい。実際、家事を全部することはなく、やらないものもあるし、簡単に済ませるものもある。
息子たちが帰って来れば、着ていたもの、持っていた着替え類全て洗濯する事になる。
使わなかった着替えさえも洗濯する。
何故なら、息子たちも私も、夫の実家の匂いが嫌い。
各家庭にある生活臭というのだろうか?その家独自の匂い。
息子たちも家に帰ってくると、自分たちに染みついている夫の実家の匂いを余計に強く感じるので、すぐにお風呂直行して、全てを着替え洗濯に出す。
その量ってかなりなもの。大人3人分×2日分。洗濯も1回では終わらない。明日の家事は洗濯がメインになるなぁ。

家事をして、テレビ観て、録画したものも観て、読書して、PCに向かって…自分のだけの時間って、量が多ければいいというものではないなぁと思う。
自分だけのために費やす時間も必要だけれど、誰かのため、家族のために費やす時間もあった方が充実感を味わえる気がする。

とは言っても、こういう家族の居ない数日間って、世の中の専業主婦にはきっと嬉しいものだとも思う。
もしも私が、極度の臆病でひとりの夜に恐怖を感じない性格だとしたら、最高な休日だと感じるだろう。
電気を煌々とつけたまま眠る夜。お風呂もトイレも、何となく怖くて躊躇してしまう。こんな臆病な大人、情けない。

私はひとりで暮らせるのだろうか?ひとりで生きていけるのだろうか?
だれも居ない部屋で、毎日過ごすことが出来るのだろうか?

別居を考え離婚したいと思っているのに、こんな事で大丈夫なのだろうか?

新しい人生をスタートさせるには、いろいろな課題が多い。
いろいろと慣れていかなければならないことが多い。
ひとりで暮らすことの練習は、なかなか難しい。



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