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とにかく始める。すると、動く[100 days challenge_day09]

「毎日同じことばかりでつまらないと思うこともあるけれどさ、今から新しいことをやるのも疲れるしね」と、ママ友の1人が言った。
確かに、日常生活を回すだけでも、仕事して、育児して、家事していると時間はビュンッと超特急で過ぎていく。毎日だいたい同じな毎日。

平和な日々は愛しいけれど、でも

自分や家族の体調不良だったり、家電が壊れたり、そのほか諸々でつまずくとそんな「同じな毎日」のことを慈しみ、愛すべき日々だと認識する。けれど、まぁ、平和に過ごせれば過ごせるほど「…このままでいいのかなぁ」という気持ちが少し首をもたげてくる。私の場合、その気持ちに気付くのは朝に歯磨きをしているときだ。
「あと死ぬまでに何回歯磨きするかな~」って思うようになると「今、めっちゃ動きたがっている」というサイン。

考えるな、動け

大学3年生の春、就活のときにエントリーシートの「あなたの強み」に書いたことは「行動力があります。走りながら考えられます」。
その後、4回の転職をした。そして、これだけはずっと共通してアピールしている私の強みだと認識している。
だけど「動きながら考える」の行動パターンしか知らなかった私も、子育てをするうちに「考えてから動く」ことがたびたび出てきて、少しずつ「動く」までのスピードが落ちていた。

だけど、今、私はめちゃくちゃ動いている。久々に20代のころを思い出すようなスピード感で、エネルギーを消費していると思う。
それで感じたのは「私が動くと、周りも変わる」ということ。周りの人も、環境も、動けば動くほど変わる。その変化が良いかどうかはわからないけれど、とにかく、自分の動きと比例して変わることだけは確かだ、と改めて感じている。

座右の銘は「人間万事塞翁が馬」

変わったことにより、手放さなければならないこともあるし、諦めたこともある。だけど、概ね今のところ、私が欲しい変化だ。
驚くべきは「欲しい」と認識していなかった変化を体感して初めて「私、これが欲しかったんだ」と気付くことが多いこと。
動かなかったら、気付くこともできなかったかもしれない。

この話を友人にしたら「疲れそうだし、もしもうまくいかなかったら、とか考えて、動くの怖くない? すごいよ、その行動力」と言われた。その友人は、その慎重でしっかり考えられる性格ゆえに、仕事も的確でミスも少なく、周りからの信頼も厚い。
昔は私もそんな彼女にあこがれて、比べて「なんで私はできないんだ」と自己嫌悪になったこともあった。

でも私も私と40年ほど付き合ってきて、たぶん彼女のようになることは無理だとわかってきた。そして今は「何を選択したかよりも、選択した(動いた)結果をどうとらえるか」なんじゃないかな、と思ってきている。だからここ数年の座右の銘は「人間万事塞翁が馬」。

考えずに動いたことで、転んでしまうこともあるだろう。大怪我することもあるかも。でも、その経験もあとで糧にしていけるかもしれないし、それが良い方向に導いてくれることもあるかもしれない。

2023年は「激動」の年にしようと思います。前だと思う方向に、進むのみ。

突き進めるのは、家族や仲間のおかげ。周りの方への感謝はもちろん、転んだときに巻き添えにしないように、そこは最低限ちゃんと気遣うことだけは忘れないようにと、そう心にとめて、しばらく突き進んでみようと思っている次第です。

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