コーヒー日記・久しぶりすぎる美容院編
今日は急遽、表参道の美容院へ行くことに決めた。
半年ぶりである。
いくつになってもまだまだ美容院は、緊張する。
美容師さんとの会話はどうしても、気疲れする。
お天気の話しかできない。
完成形のヘアスタイルのことはたくさん話したいのに、どの美容師さんもなぜかあまり、そこには言及しない気がするのはわたしだけだろうか。
同じ姿勢でずっと座ってなきゃいけないのもしんどい。
そしてわたしの年齢から判断される、出される雑誌がOggi、みたいなコンサバ系だと少し、う〜んとなってしまう。しかし「これ違います」とは言えず、リサーチ的にパラパラ眺めたりはするけど、それほど内容に興味がないし、髪型を作ってもらってる最中に、下を向いてていいのかなとかも考えてしまう。
服装も、ラクな格好で家で作業してることに慣れすぎて。美容師さんは仲のいい友達ではないが、ヘアカット目的でのお出かけ服に武装する必要があり、それをするのが億劫だ。
しかし、「ついでに美術館にも行こう」などと、別の目的とトッピングすればウキウキと服装えらびにも気合いが入る。のだけど。でも土日、東京の街は混雑が激しくて、電車に乗るだけでどっと疲れる。そのためわたしは長時間を外で過ごせない。
じゃあ平日。
空いてはいるが、それはそれで小学生1年生の娘は下校が早く(まだひとりでお留守番ができないから)「帰らなきゃ!」と気持ちが焦るので、なかなか用事の合わせ技ができず、悩める。
髪を切られているあいだ、鏡で自分をずっと見るのもしんどい。まわりのお客さんに比べてわたしは顔デカいよなあとか、クマやシワが気になってしまいまったく直視できない。
もし仮に恋人がいたり、目指したい姿があったり、内面にみなぎる自信あれば、美容院の時間は楽しいだろうな〜とつくづく思う。
そんなこんなで予約してはキャンセル、を半年間に何回か繰り返した。
でもいよいよ毎日ひとつ結びに飽きたし、ズルズルと未消化タスクを引きずるのも気持ちが悪く、腹を決めたのだ。
*
予約時間が来るまで、スタバでコーヒータイム
今日はもうアウターも要らないくらい暖かくて、ほんとに、春だ
新しい季節、あらたなヘアスタイルで楽しもう。
おわり
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