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「好き」を綴る365日、66日目。

花手水が好きです。

とはいえ。
我が街で花手水を見られる神社、わたしは1ヶ所しか知らなくて。
それが偶々、十五日詣に毎月お参りする神社なのです。

毎月、粛々とした気持ち(の、つもり。煩悩があるのを否定できないため、〝つもり〟ぐらいな感じです)で十五日詣へ上がっていますが。
「今月はどんなお花が生けられているのかな〜♪」と、花手水を愛でるのも月ナカのひそかな楽しみになっていたりして。

今日は十五日ではなく、月ナカでもなく(当然だー)。
なぜに今日お参りに上がったかといいますと。

立春だから☆

立春参りをすると良い、と、最近読んだ本で知りました。
自宅から750㍍以上離れた、今年の恵方の方角にある神社へ、立春の日にお参りすると良い……と。

立春前に読んで知ることができたのだから、これは立春参りに上がるしかない!と、お参りした次第です。
それも、わたし一家+実家母という総出状態(笑)

いつもながら清廉な空気に充ち満ちた境内で、花手水を愛で(もちろん手を清め)、心を込めてお参りをし。
立春の御朱印をいただいて帰りました。

お参りに上がるのを、自己満足と言ってしまえばそれまで。
わたしにとっては、心を整える時間。
自分と向き合う大切な時間。

その静かなひとときに、文字通り花を添えてくれるのが花手水です。

……参拝時、「今日来たから、15日はもう来ないの?」と家族が訊いてきました。
家族にとっても十五日詣が生活のサイクルに組み入れられてきたんだな、わたしの布教(笑)が普及してきたか、しめしめ。

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