「好き」を綴る365日、133日目。
お手紙が好きです。
書いて届けるのも。
いただくのも。
大学時代ぐらいまではよく書きました。
携帯も、メールも、インターネットもなかったし。
……誰かの手元に残っていたりしたら恥ずかしいなぁ(笑)
お手紙のための「紙」もたくさん持っていました。
レターセットではなく、あえて「紙」と書いたのは。
決して封筒がセットになっているものばかりではなかったからです。
遠方の友へ送るときは、もちろんレターセットを使っていました。
でも、お手紙って何も遠方の友にだけ届けるものではない。
毎日学校で会う友だちにだって、言葉や文章で気持ちを伝えたかったりしたんですよね。
六角形やハート型に折って手渡すことが多かったから。
折ったときに模様がかわいい紙を選んでいましたね〜。
要するに裏側がかわいい、レポート用紙のような紙。
全部1枚ずつ取って置いていたから、お手紙用の紙がコレクション化していたようなところも否めない。
そういえば、最近そういうレポート用紙って見かけないですね。
お手紙文化はもう随分廃れてしまったのでしょうか・・・どこかでリバイバルしたりしないかなぁ。
かくいうわたしも、なかなか手書きをしなかったりするのですけど。
それでも、今は季節の折々の模様が楽しめる一筆箋を常に用意し、お仕事のときには一筆したためたりしています。
古臭い考えかもしれませんが、心を届けるには手書き!と思ってしまうんですよね。
そう思うわたしは昭和生まれ、団塊ジュニアです(笑)
ところで、今日は父の命日。
父と親しくしてくださっていたご夫妻から、素敵なお花が届きました。
添えられてたお手紙には
「memoremoを開いては、在りし日の事を色々思い出しています」
という一文が。
なんとありがたい・・・。
嬉しくて嬉しくて、胸がいっぱいになりました。
わたしのつくるmemoremoは手書きではないけれど。
心を尽くして取材をし、そのひとのためだけの文章を綴ります。
それが読み手に伝わり、こうして思いが返ってくる。
故人とは会えなくなっても、memoremoを通じて遺族や親交のあったひとたちが繋がることができる。
それはまさにわたしが目指しているところであり、memoremoのコンセプトでもあります。
・・・あ、お手紙が好きってところから脱線してしまいました。
今日頂戴したお手紙が嬉しすぎたもんで・・・お許しください。
お手紙、久しぶりに書こうかな。
かわいい紙、探しに行ってみようかな。
そう考えただけでワクワクするわたしは、やぱ昭和生まれ(笑)
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