「好き」を綴る365日、34日目。
紙が好きです。
これはもう、性分というか。育ち(そんなたいそうなものではない)というか。
紙のにおい、触感、ビジュアル・・・
すべてが好きなんです!
I love paper♡
子どもの頃、父が朝一番に寝床で新聞を読む姿を見て。
わたしも真似をして新聞を読むようになりました。
配りたての、あのパリッとした質感! インクのにおい!
あ、でもね、新聞を一番に広げて読めるようになったのは
自分の家庭を持ってからです。
実家では、新聞は家長である父が一番に読むことと決まっていました。
それだけ、我が家では重要な存在だったのです、新聞が。
新聞と言えば、母方の祖父は中央紙と地方紙の2紙を、毎日じっくり読んでいました。
「それぞれに特色があり、違う記事が載っていたりするから、2紙読むのが面白い」と、90歳を超えていた祖父が語っていたのが思い出されます。
わたしが新卒で最初に就職した会社は、地元でフリーペーパーを発行する会社でした。
やはり、紙に由縁のある会社。
印刷が上がってきた時の高揚感ときたら・・・!
紙のにおいが好きなのは、その高揚感が忘れられないからかなぁ。
梱包の紐を解くためにハサミを入れた時の、ポスッ!という音も好きです♪
本屋さんは紙のにおいに満ち満ちていますよね。
走り出したくなるような気持ちになります、本屋さんへ足を踏み入れると(走りませんけどね!)。
どこから物色しようか?とキョロキョロ、挙動不審そのものです(笑)
昨年秋、隣県にあるとても大きな本屋さんで、ほとんど丸一日過ごしたことがありました。
その時に気付いたのです、「わたしはお気に入りの飲み物と本さえあれば、どれだけでもひとりで過ごすことができるなぁ!」って。
もしかしたら、今の一番の願望は「本に溺れる時間を持つこと」かもしれない。
って思うぐらい、活字と紙に恋い焦がれています。
あ、紙のことを書いていたのでした。
本ではないですね、今日は。脱線しまくり・・・。
そう、紙のもの。
レターセットやメモ帳、手帳(小口塗りが施してあったりすると萌えます♡)、ノート。
変わったものを扱うお店がある、種類が豊富なお店があるなどの情報を入手すると、行かずにはいられません。
というわけで、年1回ぐらいかな? 隣県にある紙の専門店へ遠征しています。
そこで手に入れるのは、手帳のカバーになる包装紙。
今年は『音楽家』というテーマの包装紙をチョイス!
長女のホルン、次女のティンパニ、わたしのテューバ。
どれもが描かれていて、手帳を手に取るたびに楽しい気持ちに♪
ところで、紙はわたしの今の仕事でも重要な役割を果たしています。
『memoremo』という、紙に記憶や思いをのせて、ひととひとをつなぐというもの。
いつかnoteでもmemoremoのことをちゃんと書こうと考えています、この話は追々。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?