自分業を見つけるために。「お金」「つながり」「健康」を満たせるものとは？
本の虫とは私のことかしら？というくらい、本を読むことが好きな私。現在の住んでいる場所も大きな書店が3つ徒歩圏内である所をあえて選んだくらいです。
しかし、今回は徒歩圏内にある本屋ではなく、東京出張の際に東京駅の中にある本屋でゲットしたこちらの本が何とも胸に刺さりまくる内容だったので、こちらでシェアしたいと思います。
「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略 尾石晴（ワーママはる）さん
2023年、年女の私。知らないより知っている方が圧倒的に戦略を立てることができると思っている、女の生き様について。仕事でも責任は増えるだけでなく、プライベートも変化も多い年頃です。もちろん、自分の変化もある中で、スルッと乗り越えるというタイトルに惹かれて購入しました。尾石晴（ワーママはる）さんはVoicyやTwitterでも拝見しているので、そうした背景もあり、この本は非常に楽しみにしていました。
私なりにですが、今回の本を要約するとこんな感じになると思っています。
40代というのは、仕事×家事×子育てでバタバタしていて、そこから新しく何かを始めるのはハードルが高い。だけど人生100年時代と言われる昨今、「定年を迎えない人生」を選択することは大事。
そうした未来を作っていく時に大事な視点が「お金」「つながり」「健康」の3つの軸を満たせる何かを持っているということ。この本ではそれを「自分業」と定めている。
本業にプラスして自分業を見つけることで、金銭的報酬が補われているので、それ以外を得ることができる仕事やチャレンジをしてみると良い。
ただ自分業というと「私には何もない」となってしまう。しかしこの本では①アウトプットすることで自己理解が深まり、言語化された輪郭がはっきりすることで何もないを乗り切ることができる
②自分が何にお金を1番使っているのか、経費から考える
③時間を何に使っているのかを考える
という視点で自分業のコアとなる部分を見つけていくことができる、としている。
すなわち、新しい何かを見つけるでのはなく、今あるものを尖らせていくことで自分業となるものを見つけることができるとしている。
この自分業をどう活かすのか？定年のない働きを作り出す戦略について伝えている
特に私的に気になるポイントは太文字でいれております。
そしてなんと、ワーママはるさんですが、notoで「はじめに」を無料で公開されています！！ぜひチェックを！
ワーママ、悩みは尽きません
さて、ここからは本を読んだ感想を。
私は働くことが好きだし、ワーママである自分をどこか楽しんでいる節はあるなと感じます。専業主婦からの社会復帰。働くことを通して社会に貢献している感じも好きだし、やりがいも感じている。ただ、ワーママ・・・悩みは尽きません。
本業をこのまま続けることができれば嬉しい。でも、何となく、子どもの勉強が気になる。もっとフォローに入った方がいいのでは？毎日iPadにお世話になっててもいいの？私の体力も前に比べて落ちていて、寝起きも辛くなることもある。正月に帰った時に気になる親の変わっている様子。
このままの今の私の在り方で何年も過ごせるの？なんて、思ったりしませんか？（私はある・・・笑）
さらに年齢が１つ１つ上がっていくことに気になることって増えていく。なんかの試練か？と思うことも多々ある中で、このままでいいのかな？という微かな不安に目を瞑らないことは非常に大事だなとこの本を通して思いました。
悩みは尽きない、だからその悩みをそのまま放置せず、何ができる？に変換することこそ、自分業を見つける一歩なのかもしれません。
自分業を見つけるステップの手始め
こちらの本では「自分業」を見つけるための考え方やワークも載っています。自分で自分のことを深掘りしていくことは、結構時間がかかると思うのですが、この本を読みながら、自分の過去を思い巡らすことができました。
例えば、私が「②自分が何にお金を1番使っているのか、経費から考える」という視点で自分のことを見て行った時、まずは「本」です。
冒頭でも記載した通り、本が好きすぎて本屋の近くに住むくらい、本にお金を使っています。1ヶ月に5〜8冊は購入し、それを読み漁っている日々です。
この本を購入するという行為から、自分ができる部分としては、これまで読んだものは、仕事において活用することは多くあったのですが、こうしてブログなどを通してアウトプットしていくことも自分業につながる１つだなと考えています。
（ワーママはるさんも同じような流れでした）
しかもこの「自分業」の特徴として、やっていて苦ではないこと、としても挙げられており、今私は全く苦がなく、本からの学びをアウトプットできています。
このような形で自分にとって1番身近なものから始めることで、１つのサイクルが生まれ自分業として成り立っていくのだろうなと思っています。
40歳になった時に私は何を思うだろう
この本からの学びを通して、40歳からの人生戦略を考え始めた私。
もちろん正解はないし、１つ１つ実証実験の元、おこなっていくのだと思います。
ただ、例えば老後のために本業とは別に収入をえるために何かしなきゃ！！と掻き立てられてやるのではなく、自分の中にあるものを尖らせていくことで、定年のない人生を送ることができると思っています。
今日からのステップを経て実になるものが、花咲く日が来る時、きっとこの本を読んでおいてよかったと思うだろうなと思います。
年始で目標を立てている方も多いと思います。きっとその目標は2023年の1年間の目標が主なものだと思いますが、先の未来に思いをはせ、何ができるのか？を見ていくキッカケにぜひこちらの本も読んでいただけると、新しい視点からの目標も見つかるのではと考えています。
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