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LIFE TIPS|マガジンはじめます。

小さい頃から母が絵本を読んでくれたおかげで、私は本が好きだ。鞄の中に本を1〜2冊忍ばせて出かけるのが習慣になった。

最近、Instagramで読書アカウントを作ってみたのだけれど、これがまあ全然と言っていいほどフォロワーもいいねも伸びない。とても悲しい。おしゃれな読書アカウントの皆様を真似して、写真や画像をアップしてみるのだけれど、一向にいいねの通知は来ない。

それもそのはず。なぜなら読んでいるジャンルが渋いのだ。

フォロワーさんが1万を超えているような読書アカウントの彼女たちはキラキラした最新の本をたくさん読んでいる。丸の内の蔦屋書店で買ってきた本の紹介をしていて購買意欲をそそられる。

一方わたしはと言うと、孔子やショウペンハウアーなど、図書館で借りてきた古ぼけた本を読んでいるのだ。本屋さんで買うのはビジネス書や心理の専門書たち。アラサーキラキラ女子とはほど遠い。

でもきっと、その違いが私の強みだと信じてnoteに書いていくことにする。

孔子などの哲学がもともと好きだったこともあると思うけれど、池上彰さんや出口治明さんが著書で「教養を身に付けろ」と言っているのを読み、昔の本を読むことが増えた。

今では教養はもっと広義なものだと思えるけれど、大学生の頃の私は古いものが教養だと思って図書館に通ったのだった。

本の中で紹介されている本を読むのが好きになった。著者の考えをなぞって彼や彼女について深く知れたような気がするし、本を書くくらい頭がいい人がおすすめしている本なのだから、おもしろいに決まっている。

そんな風に本と本、人と人をつなげて読書をしていると、本屋さんに行かずとも読みたい本がどんどん溜まっていくのだ。

読書日記を続けて10年が経った。こないだやっと2冊目を終えた。日記から離れていた時期もあるけれど、ほそ〜くほそ〜く続けてきて良かったと達成感を感じている。

心に残った言葉とその時に読んで思ったことを日記に綴っていて、その言葉たちはいつ読み返しても心に響くものがある。
それはきっと、言葉から生き方のヒントをもらっているからだと思う。
そのまま教訓として活かせるものもあるし、考えるきっかけをくれることもある。

あくまで「わたしにとっての生き方のヒント」にすぎないけれど、誰かの生き方のヒントにもなればとても嬉しい。

そんなこんなで、そろそろキラキラアラサー女子じゃないことを自覚しようと思う。本当はそっち行きたいけれど、きっと、丸の内の蔦屋書店には行かないし、私は私にしかなれないのだ。

ほんじゃ、またね〜!
おしまい。


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