5.13 人生はオモロい
看護学校の教員になって1ヶ月と2週間。
その間にたくさんの学生さんと関わらせてもらってきた。
出会いは宿命だからコントロールできない。
けれど、必ずといっていいくらい昔の自分や自分の弱さを持ち合わせている人と出会う。
自分の炙り出し。
出会いも含めてこの世に意味のないことなんて一つもない。
人を介して自分と向き合う。
面談で「自信がなくて不安だらけ」と話す学生さんがいた。
「今できることを精一杯やるだけ」とすごい熱量で勉強に励む学生さんもいる。
人のマウントをとる学生さん。
人をみているようで自分を見ているんだと思う。
中学生の頃、自分に自信がもてず苦しんだ過去。
夢に向かって突っ走った看護学生時代。
人のマウントをとることはなかったけれど、弱さ故によくマウントをとられていた。
自分の一部を映し出してくれている。
そう思うとどんな出会いも愛おしく感じる。
自信がないのは心が整っていないだけ。
だから周りの反応に機微になり、自分を生きれなくなる。
「自信がないのは私も最初はそうだった。慢心でいるよりずっといい。一つ一つ大切にしながら経験を増やしていけばきっと自信に繋がる。」と伝えた。
不安で自信がなかった過去の私を救うかのように。
伝えたあと、少し笑顔がみえた。
熱量ある学生さんは、夢にエネルギー注いだ自分を思い出させてくれた。
マウントをとる学生さんは、とられる人と同様に傷ついているのかもしれないと思わせてくれた。
普通の愛念がある人であれば、人を見下したり、攻撃なんかしないから。
人生はオモロい。
いろんな人と切磋琢磨できるのは生きてる間だけ。
そして人生は有限。
どんな地位や名誉がある人であっても不変の理。
人生の舞台をどう仕上げるかは自分次第。
誰と出会い、どうご縁を育んでも人生の主人公は自分以外いない。
どんな人と出会っても自分の未来にフォーカスあてていたら、威圧感ある人であっても誰もがキャストでしかない。
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