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事業部取組み紹介:デジタル戦略支援事業部「Sapporo Workation Week 2022~autumn~」に参加してみた

2022年10月17日(月)~2022年10月21日(金)にて、一般財団法人さっぽろ産業振興財団が主催する「Sapporo Workation Week 2022~autumn~」に当社デジタル戦略支援事業部が参加しましたので、その活動を報告します!
筆者(小笠)の主観・感想を交えながらとなる事をご容赦ください。

本イベントを実施した札幌市産業振興センター

参加者紹介

デジタル戦略支援事業部 金子

金子:デジタル戦略支援事業部 事業部長
2012年5月入社。前職は、大手のユーザ系企業で、システム企画・開発に従事。2021年よりデジタル戦略支援事業部 事業部長に就任。
日本全体のDX人材育成を目指して、DX/AIの領域で、新しい価値をクライアントと一緒に創造中。

デジタル戦略支援事業部 松永

松永:デジタル戦略支援事業部 第1グループ AI技術チーム サブリーダー コンサルタント/データサイエンティスト
博士(理学)
2017年8月入社。豆蔵入社前は大学でNASA火星探査機のデータ分析、小型地球周回衛星の計画提案を実施。現在は、製造業を中心としたデータ分析・基盤開発プロジェクト、大規模なAzureMLプロジェクトなどで活躍。

デジタル戦略支援事業部 菅井

菅井:デジタル戦略支援事業部 第1グループ コンサルタント/データ基盤構築エンジニア
2019年4月入社。AWS, Azure等のクラウドサービスを使用した開発経験が豊富。最近はアジャイル開発によるWebアプリ開発などで活躍。

デジタル戦略支援事業部 藤堂

藤堂:デジタル戦略支援事業部 第5グループ AI技術チーム コンサルタント/データサイエンティスト
博士(理学)
2020年4月入社。AIなどの数理人材開発プロジェクト、製造業を中心としたデータ分析プロジェクトなどで活躍。

人事戦略本部 小笠

小笠:人事戦略本部 本部長
2018年4月入社。前職はSIerで人事業務をメインに従事。豆蔵に入社後は中途採用業務を中心に人事・労務・総務業務を担い、2022年より人事戦略本部 本部長に就任。

イベント主旨と豆蔵デジタル戦略支援事業部が参加した背景

「Sapporo Workation Week 2022~autumn~」とは

本イベントの主催である一般財団法人さっぽろ産業振興財団では、「Sapporo DX Initiative」 を設立しDXによる新たな価値の創造を目的として活動をしております。「札幌の場で何か新しいこと、面白いことをやってみよう!」。をコンセプトに「働き方改革」「人材育成」「地方創生」の3つの分野でプロジェクトを進行しているようです。

「Sapporo Workation Week 2022~autumn~」は「働き方改革」の切り口から生まれたイベントです。
各企業のDX推進に関する活動を共有する場が設けられていたり、DXをテーマとした基調講演があったり、あるいはこの期間を通じて真剣にDXに向き合ったりと、参加する企業によって使い方は様々です。
「働き方改革」の切り口からDX推進の重要テーマとなる「ワーケーション(Vacation主体ではなく、Workに軸足を置いたワーケーション)」を本イベントに取り込むことで、日常業務時とのマインドセットの切り替わりを期待しているのだと思います。

参加目的

コロナ禍を通じて、豆蔵ではリモートワークが活発に行われるようになり、DX戦略支援事業部ではすべての社員がリモートワークを活用しています。

一方で、対面での社員間交流が減り、社員の帰属意識や仲間意識がひょっとすると薄れてしまうのでは?リモートワークで息詰まっている社員はいないだろうか?という課題も生まれました。

そんな中で一橋大学の教授である神岡先生を通じ、一般財団法人さっぽろ産業振興財団さまのイベントにお声掛けいただき、このイベントを通して色々な効果を期待したい!という思いでイベントに参加しました。

今回のイベントを通して期待していること

  • 短期間でも衣食住を共にすることで、仲間意識を向上させる

  • 参加社員のリフレッシュ

  • 働く環境を変える事による新たなアイディア・価値創出

  • 「DX推進」を軸とした志しの近しい企業さまとの交流

「Sapporo Workation Week 2022~autumn~」の活動内容

施設を活用したワーケーション

ワーケーションの様子①
ワーケーションの様子②

その場のノリで急遽実施したランチセッション

10月17日(月)に実施いただいた交流会での会社紹介で、当社金子が「オリオン座流星群は10月21日が見頃です」とお伝えしたことをきっかけに、なんと企業間交流の一環でランチセッションを開催出来ることになりました!柔軟な対応が本イベントの良さですね。

ランチセッション告知資料

金子にオリオン座流星群の情報をインプットした松永が「火星観測データの見える化と、そこからわかるサイエンス」というテーマで発表した様子がこちらです。

自己紹介をしている松永(セッションの様子)

急遽の開催にも関わらず、20名を超える方にご参加いただけました!
「火星の大気が薄いからヘリコプターを飛ばすのも大変」なんですね。松永さんも急だったろうに、とてもわかりやすい資料・内容で非常に関心深かったです。

質問もいくつかいただき、ご参加いただいた皆様にはこの場で感謝を申し上げます、ありがとうございました。
その中で、神岡先生から『距離のマインドセット』についてお話しいただきました。確かに、いつもの環境だと聞かなかった話も場所等の環境を変えれば聞きたくなることって色々ありそうです。「Sapporo Workation Week 2022~autumn~」で行なわれるたくさんのことがそれに該当し、そこから新しい発見があるのだと思いました。

たくさんの方々にご参加いただけました!(セッションの様子)

参加企業とのMeetup

JALカードさま × 豆蔵

JALカードさまの企業説明を聞いたあと、データ分析の歴史、用いている分析ツール、社内におけるデータ分析・データ活用の取組みを教えていただきました。

JALカードさま、発表の様子

「顧客を紐付ける情報(顧客ID等)がサービスやプロダクトを越えて共通な場合、データを一気通貫で管理できるため、データ分析担当としてはとてもやりやすい」というお話を素人ながらに聞き、『なるほど、たしかに!』と思いました。

その後、豆蔵から会社説明、コンサルティングの事例についてお話をさせていただき、意見交換を行ないました。

豆蔵、発表の様子
BIツール導入支援についての説明

味の素さま × 豆蔵

味の素さまの企業説明を聞いたあと、具体的なDX推進の事例についてご紹介いただきました。

味の素さま、発表の様子

「アプリ内製化による市民開発の文化の醸成」というキーワードが個人的に印象的でした。こういった文化を根付かせるのは相当ご苦労があったのだろうと思い、素晴らしい取組みと感じました。

その後、豆蔵から会社説明、コンサルティングの事例についてお話をさせていただき、意見交換を行ないました。

人材育成支援についての説明

出光興産さま × 豆蔵

出光興産さまの企業説明を聞いたあと、デジタル変革の事例についてご紹介いただきました。

出光興産さま、発表の様子

「新たな価値創出のため、事業部門と共創しデジタル変革を進めていく」というテーマのもと取り組まれている事例について、かなり詳細にご説明いただきました。暮らしと移動を支え、地域住民の生活を豊かにする新しい時代の「よろずや」に進化・変革することを目指しているようです。

その後、豆蔵から会社説明、コンサルティングの事例についてお話をさせていただき、意見交換を行ないました。

データ基盤構築支援についてのご説明

交流会

交流会の様子

企業間交流を主体とするため、同じ企業がテーブルで固まらないようにくじ引きをしてテーブルへ移動しました。

Meetupで既に交流のある企業さまや、まだ交流のない企業さまがたくさん参加されており、この場を通してさらに交流が深まったと思います。

場が温まってから、参加企業が順番に企業説明をする時間が設けられ、その後に改めて交流の時間があったため、お互いの事を知りながら企業理解を深められたとても良い時間でした。

参加者の感想

金子

デジタル戦略支援事業部 金子

今回のさっぽろワーケーションプログラムでは、DX推進の神髄、オープンコミュニュティによる新たな価値の創出の最初の一歩が感じ取れた1週間でした。
企業は違っても、同じ志とマインドを持った人々の交流は、さらに自分自身のやる気や豆蔵メンバーのやる気を高めるものとなりました。
また普段東京では味わえない、札幌の美味しい食事も堪能できて健康にも大変良いものでした。今後も豆蔵では、どんどん新しい働き方を提供しつづけていけるようにしたいです。

松永


デジタル戦略支援事業部 松永

最近は、朝会が始まるギリギリまで寝ていてベッドから机に直行という生活を送っていたのですが、このワーケション期間では、準備・通勤・仕事・帰宅とメリハリのついた生活が送れたかなと思います。
また、同じ東京にいながらも接点を持つことがあまりない多くの企業の社員様とお話できたことは、よい経験になりました。東京に戻っても、新しい価値創出ができるように、引き続きお話ができればと思っています。
バケーションといった面では、札幌のみならず、北海道の色々な場所を観光でき、美味しい食事をたくさん食べることができました。とても楽しい時間を過ごすことできたので、札幌を拠点にするのも良いかもと思いました。
最後になりますが、突然の火星ランチセッションの開催を快諾してくださったさっぽろ産業振興財団の方々、参加してくださった方々ありがとうございました。ミートアップを実施してくださった企業の方々にもお礼申し上げます。

菅井

デジタル戦略支援事業部 菅井

ワーク方面では複数企業との交流という昨今では難しかった経験をすることができました。各企業ともそれぞれのDXを推進していましたが課題も多くあり、豆蔵のビジネスチャンスもまた多そうです。
しかし自社作業としてはいつもと同じリモートで作業するというものだったのが勿体なく感じました。業務に穴を開けるのは難しいですが、他社のように参加メンバーでの作業ができると良かったかもしれません。
バケーションの方面では非常に満足の行くものでした。仕事しながらではありますが一週間もの間を滞在することができ、食事や観光を含めしっかり楽しむことができました。
今後このような動きが進めば、自費で同様のことを行ったり、ノマド的な働き方もできるのではないかと期待してします。

藤堂

デジタル戦略支援事業部 藤堂

今回の札幌ワーケーションには、DXに携わる各社の若手から経営層までの人材が集まりました。何社かのミートアップに参加させていただきとくに印象に残ったことは、ITやデジタル技術に近い彼ら彼女らが、事業やビジネスについて語っていたことです。IT化とDXの違いとしてよく比較されますが、DXがよりビジネスに傾倒し業務プロセスそのものを見直すという意味を含むため、着実にDXは企業の中に浸透しているのだと実感しました。
豆蔵以外は全て事業会社でしたので、コンサル企業である我々からはなかなか見えづらい組織の障壁、特に人材育成について会話をさせて頂きました。例えば、「業務の傍らどのように専業以外の学習に取り組んでもらうのか」「学習の結果として十分なスキルを得たが、どのように仕事を作っていくのか」などです。ただしこれらは、私の所属する人材育成グループでもよく議論となるテーマでしたので、事業会社の方々と有意義な会話ができました。
大学から豆蔵に入社するタイミングでリモートワークが標準となったため、これだけ多くの方々と名刺交換をする機会や、対面でプレゼンをする機会がほとんどなかったため、社会人としても記憶に残るイベントとなりました。また豆蔵内でも、金子部長、松永さん、菅井さん、小笠さんといった普段の業務では関わらないグループのメンバーと対面で親睦を深めることができ、大変有意義な時間となりました。

小笠

人事戦略本部 小笠

人事という業務の特性上、他社との交流をする機会が多くないため、同じテーマを持った企業間の交流はとても刺激的でした。
特に、データの公開範囲やデータドリブンな考え方はとても参考になったので、豆蔵でも活かせるところが無いかと考えるきっかけとなりました。
ワーケーションを通して、事業部間もさることながら、事業部を超えたコミュニケーションが出来たことは大変有意義な時間でした。普段の環境では聞く事が出来ない、あんな話やこんな話が出来たこと、みんなで〆パフェを食べながら談笑したことも良い思い出です。
神岡先生が、ふとした時に仰っていた「距離のマインドセット」。本イベントを通して体感でき大満足です。「折角だし~してみよう!」と思える環境を社内にこれから増やしていきたいです。

おまけ

業務時間外では、スープカレーを食べたり、〆パフェしてみたり、ラーメンを食べたりしました。

スープカレー
ラーメン
〆パフェ
金子さんが撮影したテレビ塔

最後までご覧いただきありがとうございました。
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