見出し画像

一度死んだから言えること


◉リハビリというもの①

リハビリって通称PT(フィジカルトレーナー)の指示のもとで、肉体的な回復訓練をするものです。

私の場合は、強烈な薬の投与で生き返って来た代償として、無意識の1ヶ月半の間に体重が16キロも落ちました。

また動悸が120代が普通で、座るだけでも140になります。

この動悸が激しい事が、回復を遠ざけていましたが、喀痰が減少して行くと共に、下がっていきました。

やはり十分な酸素が取り入れないで動く事は、どだい無茶なんだと理解しました。

それと同時に歩行訓練も捗る様になり、何もすがらずに立ったり、自力で低い椅子に座る事も少しずつ出来て行ったのです。

その頃に、部屋を移動して半個室的な状態で快適な生活を送れる様になり、車イスで自力で乗り、廊下を動く訓練も追加されて行きました。

その頃には、オムツを昼間だけ外す訓練も始まり、昼間は車イスでトイレに行って、よろけながらも便座に座って行う事も始めました。

これが嬉しくて嬉しくて、オムツに頼らず生活できる喜びを噛み締めました。後は夜も自力でトイレに行ける様になると、完全にオムツとはお別れとなります。ムフッ!

次回はリハビリでどういう事をすれば良い結果になるのか?という話をしましょう。PTのいう事をただ行っていても、望む様な結果にはならないからです。



続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?