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一度死んだから言えること


実は打撲が一番怖いって知ってます?③

さて前回書いたウチの次男の体験で下腹部を見ると言う事を書いたので、その説明をしてみたいと思います。

もちろん理論なのでこれを鵜呑みにしてはいけません。何事も検証無くしてやる事は危険ですからね。

私が言う下腹部とは、臍下三寸と言われるところを意味します。つまり臍から指を横にして三本くらい下あたりにある丹田をいましています。(おへそから6センチ下くらい下にあり、更に6センチ奥にある)

日本人にはとても大切なところです。昔の武士は袴を履く時に、帯にコブを作って丹田のところで締めて身に付けたのですが、死地に向かうのに丹田を締めて気合いがはいるようにする為です。切腹もこの丹田を割くことに意味があったのです。

丹田とは生命エネルギーの中心点であり、これがハッキリしていない人は決断力が弱いと言えます。【腹決め】と言われるように、生きようとする時に生命の状態を表す場所なのです。

またヒーリング的には第二チャクラと呼ばれる場所で、生命の行為場所、つまり生きるかどうか意思があらわれる場所つまり丹田と同じ意味を言っています。

第二チャクラとは、生と性を表しここに弾力がある人は生きようとする力が強いと言われます。前述のように丹田的には肚(はら)を決める場所であり、子供を宿す胎(はら)でもあります。

ですからここがぷくっと張り出しているくらいが良いのです。いわゆる幼児体型と言われる姿は、幼児が生きようとしているつまり成長しようとしている力があるからそうなっている訳なのです。

若い女性は下っ腹が出ているのを嫌がりますが、そうでないと子供は宿らないと昔は言われていました。お尻がパンと張って下っ腹に弾力がある女性は子沢山と言われて、嫁候補ナンバーワンだったのです。

※この話は大切な話なのでまた別途しましょう。

ですから子供さんが寝ている時に普段から下っ腹を抑えて弾力を確かめておいて下さい。指を3〜4本揃えて指の腹でぐっと軽く押した時に、跳ね返るような押し返すような弾力があればそのお子さんは元気です。

自分の子供の弾力の度合いは頻繁に確かめて下さい。その子の弾力の程度が掴めます。そうすれば体調の状態も把握出来ます。

うちの子で言えば例え40度近くの高熱であったとしても、下腹部がしっかりしていれば病院へは行きませんでした。

水分補給をまめにしながら何分かおきに体温と下腹部を見ては様子を見ていました。一度なんて日曜日の深夜に高熱を出して、救急が全て休みの中で夫婦で看病しました。

どこにも生命を助けてくれる状況がなかったので、朝まで夫婦で看病して難を乗り切りました。この経験を通して分かったのは、親の肚決めしかないと言う事です。息子が鍛えてくれたのです。

なお、幼児は母親との連動がまだまだ強いので、母親がびびってオタついていると、それを感じて治ろうとしません。一緒にビビるのです。子供を励ましながら、自分を励まし立て直さないと子供は回復して来ません。これは肝に銘じて下さい。

母親の丹田がヘタっていては、子供の丹田も強くはならないのです。「死ぬな!死なないで!」じゃなくて、「お前は死なない!死ぬはずがない!お母さんの子なんだから!」と励ますくらいで無いと、蘇生にはなりません。

子供だって高熱でメンタルが下がっているのですから、甘やかすばかりでなく親からの叱咤激励的な勢いや思いが必要なのです。

蘇生と言えば心臓マッサージが有名ですが、あれは1時間は必ずします。テレビのようなものではありません。かなり強く行いますので、肋骨は必ずと言って良いほど折れます。

そこまでやらないと肋骨や肺に守られた心臓へは刺激が届かないからです。テレビで見るより過酷で激しいのですが、やる方だって命懸けです。自分がくたびれて辞めてしまえばそこにある生命はてから溢れてしまう。だから必死だし辞められないのです。

この必死を子供に行えますか?ただ救急車を待ち医者頼みですか?あなたは親としてそれで良いのですか?後で悔やまないですか?

『知らぬも罪なり』

30年も前にあの弊立神宮へ頻繁に行っていた時代に、弊立神宮に献身的に尽くされていた〇〇の会のY先生がお話しされていました。知らないんですでは通じない事があると言われてました。

その言葉は未だに心に響いています。生命の儚さはドラマではなくて、皆さんの目の前に何時もある事なのです。しっかりと捕まえて離さないようにしなければあっという間に生命は無くなってしまいます。

それが下腹部にある丹田に見るものなのです。生命の動きなのです。

ただし、あくまでも自己責任でお願いします。話と実践は違います。でも知らねば話にもなりませんからお伝えさせて頂きました。

また、この下腹部の見方は打撲や高熱や何やと急変する子供の目安にもなるのです。逆に丹田がヘニョヘニョの場合などは格好をつけず直ぐに病院へ連れて行って下さい。そう言う判断をする皆さんであれば世の中のすべてに自分の判断を持つ事もできるでしょう。

いつかそう言う勉強会が出来れば良いなぁと思っています。次回は打撲の話へまた戻り、衝撃波について書きますね。

あなたと家族の周りの人が今日も健康であり幸せでありますように・・・。

続く



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