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Cinema 4Dで作った「FILM LOGO CG AWARD」応募作品について③

こんにちは!
コンテスト用に作った映像を、どんな考えでどういうプロセスで作ったのかをまとめるnote 前回前々回につづいての③です。

ビジュアルのアイデアをスタイルフレームとして作ったあとは、
それぞれのビジュアルをアニメーションさせて、つなげて一連にして見てみます。
スタイルフレームを作った時点で、ほとんどのアイデアがもうアニメーションしていたので、
基本的には単純にプレビューを出力してAfter Effectsでつなげてみる、という感じです。

最初にできたプレビューがこんな感じでした。

あとはこれを見て、気になった部分を修正して更新して再度出力~~
という流れを繰り返します。

このプレビューを見た時にまず思ったのは、
カットで別シーンに切り替わるのは無いな…という点ですね。
映画が始まる前、映画館で観るとするとショックが大きいなと感じました。
もちろん本編が始まったらカットの連続ですが、
最初は優しいかつ、厳かな雰囲気もでるようにディゾルブで変化しようと決めました。

スタイルフレーム時に付けた質感のエラーがないかも早めに確認する必要があったので、
次は質感付きでとりあえず全部レンダリングして更新します!

それがこれ。

・各カットのつなぎをクロスフェードに変更
・なんか映画みが弱いなーと思ったので上下に黒帯を付けてみる(安直)

これを見るとわかりますが、
4:00あたり「ひ」のキラキラが変な動きをしている、
10:00あたり銀の玉表面の傷がなんかくっついてる?
など色々気になる部分が明らかになります。
こういった問題にもっと時間がなくなってから気付くのが一番やばいです。

なのでとりあえずレンダリングする。
動きでみないとわからない問題、エラーなどいっぱいあります。
別にいらなくなったらdeleteすればいいんでとりあえずレンダリング。これは間違いないです。

ここまでをスケジュール的にそれなりに早くいければ、
その後の各カットの調整、ブラッシュアップに時間を使えるので、
1点集中ではなく全体的に見渡しながら質を高めていくというのが良いと思います。

あとは、自分で気になった所を付箋に書き出して、1こづつ消化していく感じです。

ある程度サンプル数低めのノイジーな状態で全体をこうやってみてみて、
良いなと思ったら、最後はサンプル数を上げて書き出して終わりです。

↓完成映像です

今回の映像はこのような考え方、流れで作成しました。
結果としてコンテストでまったく良い結果が出せなかったんですが、
まあコンテストってそういうものですからね(遠吠え&開き直り)

ここまで読んでいただけた方、本当にありがとうございます!
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もし、ここの部分どうやったの?とかここをもうちょっと深堀して?等が
ありましたらコメントなどで教えてもらえると善処致します。
ありがとうございました~
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