私の中のアイコン

『やろうと思ったら全力で取り組みなさい』は【耳なし芳一】
『人の意見に流されず、自分の意見を持ちなさい』は【はだかの王様】

三つ子の魂百までと言うけれど、私の場合は、『芳一さん』と『王様ははだかだ!の子ども』がアイコンとなり、私を作っている気がします。

良い方に作用することもあれば、
『シツコイ』とか『空気読まない』に繋がることもある。
ただ、波瀾万丈とも言える日々の要所要所では、この2つのアイコンが背中を押していたんだなと思っています。

この数ヶ月、パワハラやモラハラを感じてきたことがありました。
個人なら離れれば済むことだけれど、立場として対応すべきことがある。
年を重ねて出来る様になってきたのは『はだかだ!の子ども』を抑え込むこと。
(やりぬけ!)と芳一さんに背中を押されて粛々と対応してきたけれど、そのことに疲れてきてしまいました。

先日、受付の時点でやめてしまった心療内科に昨日、行ってみました。
こういうことは相性もあると思います。
感染対策で透明のパネルで医療者と私の間が区切られていたのですが、そのことでかえって、パネルの向こうの医療者の視線、姿勢、表情、声音が気になってきちゃったのです。
結果的に、私はパネルに向かって話をしました。

話終わって「轟さんは、どの一つも大きいことなのに、よく整理してご自分をみていますね」と言われた時、私が相手に合わせていたような変な気持ちになっちゃったのです。
私はつくづく面倒くさい性格だと思いました。

今朝、朝んぽの途中で腰掛けて、ぼーっと空を眺めて過ごしました。




ひたすら蝉の声を聴きました。
いつもは散歩さえ一生懸命だった気がして笑えてきました。
昨日、話したことは良かったのかな。
『芳一さん』に休んでもらわなくちゃと思ったのでした。



全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。