闘う君の唄を、闘わない奴らが笑うだろう、ファイト❢

昨日、スマイリーの片木さんの講演の司会をしました。
話す姿を見ながら、中島みゆきの『ファイト❢』の歌詞が浮かび、何回かこみあげてくるものがありました。


昨年の、いわゆる『人生会議ポスター騒動』といわれる渦中に、はからずもお互い入ってしまいましたが、その後、片木さんは1年間、心身に大きなダメージを受けて、とても人前に出てこられる状況ではなかったのです。


片木さんの今までの活動、現在の状況を知らないで依頼されたイベントへのアポイントに、片木さんは迷っていました。
受けることを決めたのは、AYA世代のがんのために活動を始めたばかりの団体であるアグタスさんのまっすぐな想いを感じたからだと思います。
そして、『AYA世代』という言葉すら知らなかった頃に罹患した一患者として、これから頑張ろうとしている人たちへのエールとして、話すことを決めました。


一連の経緯を知っていたので、私が司会をすることと、zoomではなくYouTubeを使うことをアグタスさんに了承していただき、実現したのが昨日の講演です。



多くの国で承認され、卵巣がん治療に使われている抗がん剤が日本で使えない。自分は、その治療の対象ではない。
それでも、この事実をなんとかしたくて片木さんがとってきた行動。
最初に市役所に飛び込んだ30代前半のひとりの若者が、今日まで歩んできた経緯は、『出会い』によって繋がってきたものだと思います。そして、その出会いは、片木さんの本気があったからこそなんでしょうね。


片木さんとのつきあいは6年になりますが、正直、片木さんは厳しい。でも、付き合いの中で感じているのは、彼女は誰よりも自分に厳しい。
その姿を見て、私も、折れずにもう少し頑張ってみようかなと思いました。
そう思わせてくれる存在に出会えたことに、心から感謝しています。


闘う君の唄を、闘わない奴らが笑うだろう、ファイト❢
さあ、頑張ろうぜっ❢

全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。