思い付きと馬力ならある❢

♪新しい朝がきたっ❢というさっぱりとした気持ちで目覚めました。

5月から東京大学大学院薬学系研究科ITヘルスケア社会連携講座が

1年間かけて開催するセミナーに月2回参加しています。

現在、患者と市民の視点を導入しながら実施する研究の必要性が国際的に問われています。
Patient and Public Involvement(PPI)と言われるものです。
このセミナーは、PPIが真の取り組みとなることを目指して、患者、市民、企業、アカデミアが共に学ぶものです。

治療に苦慮する難治性がんの立場では、研究に寄せる想いが常にありました。
だからこそ、先日来、明らかになっている研究不正は何よりも悲しかったのです。

でも、私は研究が未来の扉を開くと信じているし、研究のために自分が出来ることをしていきたい。


PPIの意義はとても大きいと思うからこそ、

それには、まず、患者、市民が主観からではなく、研究の意義を理解したうえで客観的意見を伝えるための知識や見識を持つことの必要性があると思ってきました。
それが、昨年の全国胃がんキャラバンや、公開セカンドオピニオンへの挑戦に繋がっています。

今回のセミナーに参加したことで、

私は、今までの活動の中で、臨床試験、承認、薬価など、様々なことを知る機会を得てきたのだという有難みをしみじみと感じています。
セミナーを通じて、それをしっかりと整理したいです。

そして、本日からは、さらに、秋以降に患者、市民向けに開催が決定した短期学習コースのパイロットテストにも1カ月間、参加させていただくことになりました。
学生の頃は、代返してもらったりしていた私が、学ぶことが楽しいと思っている❢
友だちが聞いたらびっくりするだろうな(笑)

夫を助けたい一心で、世にあるトンデモの多くを実際に見てきた私の目を覚ましてくれたのは、『知ること』でした。

患者会代表となった時、私に背中を見せていてくれた他の患者会代表に、
『感情が基にあるのはいいけれど、何を目指しているのか、その目標のためにどう動いていくのか、それを冷静に描いていく覚悟を持て』と言われました。
あの言葉の意味が、日を追うごとに深く響く。

Twitterでフォローしている辻仁成さんの、昨夜の言葉。

臆病であっては新しいことはできない。

思い立ったらスタートラインに立つべきだ。
思い付くのは「思い」が「付く」のである。

思い付きを馬鹿にしてはいけない。
思い付いたからこそ、そこに始まりが生じる。
そこからしか、物事は動かない。

自分がどれだけのやる気があるか。それが最初の思いなのだ

「思い付き」と「馬力」なら、私にはあるぞ❢
時に無鉄砲とか武闘派とか言われてもきましたが、使い用なんだなと思えた。

胃がんの分野でも、一般への知る機会をと始めたグリーンルーペでも、2020年のアクションを、もうすぐ公表できそうです。

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全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。