患者が頑張らないでいい日が来てほしい

グリーンルーペはマンスリーサポーターを募るキャンペーンに1カ月エントリーすることになりました。

【私の人生会議】

私は58歳になりました。

そろそろ、自分の人生の着地点を考える時が来ているのだと思います。

夫がスキルス胃がんとなり、 大きな渦に巻き込まれ、いつの間にか

胃がん患者会の理事長をしています。

不安な気持ちから自分にとって優しい言葉を信じたかった心理、そして、がんへの誤解から社会的に生きづらさを感じた経験から、社会にもっと「がん」を知る機会がある必要を感じて、2018年からは、社会に発信しようというグリーンルーペという活動をしてきました。

活動は、趣意に賛同してくださった専門家のみなさまのボランティアで実現してきたことです。
 
このようなお願いをすることに気の重さを感じているのですが、

この活動に参加してくださる方に、少しでもご負担をかけない道を築いて、バトンを渡していくことが、代表である私の責任なのだと考えたのが理由です。

 

【いつか、がん患者家族が頑張らなくていい日が来てほしい】

病気を受け止め、様々な節目で大きな選択をするしんどさを知るからこそ、頑張らなくても
正確な情報がどこにあるかがわかり、不安や疑問を飲み込まない日がくることを願っています。

今まで、多くのがん患者、家族が声をあげてきたからこそ、成立した制度があり、理解に繋がってきたことがあります。

でも、その一方で、声をあげることには、必ず跳ね返りがあり、

病を受け止めることだけで大変な人が、心まで疲弊していく不条理を感じてもいます。

ハチドリのひとしずくみたいな行動ですが、いつか、病になっても狼狽えない日が来ることを願って、今の私が考える人生の着地点は

次に声をあげていく人たちへの道を、少しでも作ることなのではないかと思いました。

【お願い】

 
 マンスリーサポーターと言うのは、毎月、500円以上をサポートしてくださる方であり、
申し込んだらエンドレスではなく、適時、中止することが可能です。
今回のキャンペーンは以下のURLに詳細があります。


単発でも500円以上のサポートをお願いしています。

どうぞ、よろしくお願いします。

少しでも、後進の人たちに道が作れますように

全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。