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失敗する人は可愛らしい


ペンキ画家のショーゲンさん。
偶然出会った絵画に導かれるようにタンザニアへ。


ブンジュ村という小さな村で過ごしました。
そこで思いがけず、縄文人の精神性の素晴らしさに出会ったのです。


帰国してからショーゲンさんは、ブンジュ村での出来事を発信。
お話はどれも心あたたまるもの。素敵なエピソードもたくさん。


そこで「これ、すごくいいな✨」と思ったお話をご紹介します。


失敗を隠す日本人

ブンジュ村の村長に「ショーゲン気持ち悪い」と言われたそうなんです。😅


「何でお前は子どもたちの前で失敗を隠そうとするんだ」と。


どういうことでしょう・・・。
日本人はどちらかというと失敗を恐れてしまいがち。
それに失敗したらあまり表に出したくないですよね。




ところがタンザニアのブンジュ村の人々は違うのです。
失敗を隠す必要は無いというのです。

むしろ、失敗をすることは
「人間らしい」しかも「可愛いことだ」だと言うのです。



例えば、こんな感じ。
あるイベントでたまたま黄色い絵の具を忘れてしまいました。
「しまった」「失敗した!」「ああどうしよー」😓となります。


でも、失敗を皆にさらけ出してしまえばいいとブンジュ村の人は言います。「今日、黄色の絵具を忘れてしまった」と。


そうすることで、何と周りの人は
「人間らしいよね」「可愛いね」と言ってくれるそうなんです。✨



ブンジュ村の村長はこう言います。
大人が失敗した姿を見て子どもは「大人でもそんなことがあるんだ」って安心できるだろと。




確かに、子どもは「そうか失敗しても大丈夫なんだ」ってなれるし、明るく前向きになれますね。



ブンジュ村で大切にしているのは人間らしさ

村の人達は、生きていく上で大切なのは人間らしさだと言います。

だから失敗したら「失敗した」と声に出して言った方がいい。
失敗するのは人間らしいことだから。それは可愛いことだから。


そうか・・・! 
私も失敗をマイナスと思わずにもっと大らかにとらえよう。😀
これからは、他人の失敗には「人間らしいね」と寛容になり、
自分の失敗には「可愛いね」と言うことにしよう。




人間らしく生きよう

本番で上手く出来なかった。
試験に落ちた。
イベント当日PCが故障した。

私たちはいっぱい間違えるし、いっぱい失敗します。
小さい頃から「どうして上手くできないの?」という言葉もたくさん浴びて育ってきました。


だから「間違えたらどう思われるだろう」「怒られる・・・💦」と不安にもなる。失敗した場合なるべくそれを無かったことにしたい。


だけど、日本人がもっと寛容になり、失敗を「失敗」ではなく
ブンジュ村の教えのように「人間らしさ」だととらえてみたら?
失敗しても「可愛らしい」と言われたら?



たくさんトライしてみようと前向きになれますね。✨



少なくとも子ども達には、失敗はマイナスではないんだよと伝えたいですよね。そうなれば、今の日本はもっと生きやすくなりそう。



そもそも失敗しない人なんていません。(いるかなぁ)
それに失敗談は、後から笑い話🤣のネタにもなります。




そういえば、失敗したからこそ発明品が出来たといった話はザラにありますね。アクシデントは発明や成功に結びついたとか。

とはいえ、ビジネスでは失敗が許されない場面はあるでしょう。
慎重になることは大切。だけど多くの場合、失敗を恐れる必要はないのかもしれません。

失敗せず無難に過ごす人生より、人間らしい・可愛らしい人生の方が素敵だと思ったショーゲンさんのお話でした。


ショーゲンさんの動画はこちらです。


お読みいただいてありがとうございます。😀


記事がお役に立てれば嬉しいです。自然こそ私たちのお手本。自然や周りの人を大切にする日本の心を取り戻したい。サポート大歓迎。