ごくごく身近にあるこわいもの

ごくごく一般的で、ごくごく日常的に多くの人が口にしたり体内に入れていたりしていて、なおかつ人体、とりわけ脳に多大な、そして悪影響を及ぼすものがある。
・薬(アルミニウム)
・農薬(グリホサート)
・添加物(人工甘味料、人工調味料など)
・ワクチン(水銀)
これらの共通点は「脂溶性」。
そして、脳は脂肪が6割、タンパク質が4割で構成されている。
薬、農薬、添加物、水銀は脂肪細胞に残り、人の体にさまざまな影響を及ぼす。この四つのうちの水銀についてここで書いていきます。

日常生活にごく身近にあるもので水銀が使われているものに、
・赤チン
・アマルガム(歯科材料)
・チメロサール(薬の防腐剤)
がある。このうち二つは姿を消している。

この三つに共通しているのが、
・効果が高い
・安価
その点で、アステルパームなど人工甘味料が普及したのとよく似ている。

今は電子体温計にとって代わられたけど、昔は水銀が使われた体温計が一般的だった。
そして、マキロンの登場で家庭の薬箱から姿を消した「赤チン」。
これにも水銀が使われている。
通称赤チン。商品名マーキュクロム液。
正式名称をメルブロミン水溶液。
メルブロミンは、有機水銀二ナトリウム塩化合物。
少量で抗菌効果があり、しかも安い。
昔、赤チンはどこの家庭にも薬箱に常備されていた。
しかし、水俣病が公害認定されると風向きが変わり、1973年には国内での原料の生産が終了になる。

歯の治療で歯の詰め物に使われるアマルガム。
これも抗菌性が高いことと、治療中の虫歯の再発を防ぐ効果、そして安価なことから、歯科治療でごくごく一般的に使われる充填剤だった。
アマルガムは合金で水銀が50%、銀が35%、錫9%、銅6%、亜鉛で、ほぼ半分が水銀でできている。
1980年代までは一般的に使われていたが、2016年から保険適用外になった。

チメロサールは予防接種や目薬の防腐剤に使われている有機水銀化合物で、これもやはりほぼ半分が水銀でできている。
少量で効果が高いことと、安価なのが普及した理由らしい。
戦前からワクチンの保存料として普及していたが、2000年になって自閉症との関連が問題視された。
その後2004年になりIOMがチメロサールと自閉症との関連を否定。続いてWHOも否定するも、なぜかその後WHOとアメリカ、ヨーロッパはワクチンの防腐剤にチメロサールを除去または低減する方向へシフトした。
その後チメロサールフリーのワクチンが作られるも、コロナ禍より数年前からチメロサールフリーのワクチンが作られない状況が続き、今に至る。
(※チメロサールフリー…チメロサールとホルマリンを含まないワクチン)


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