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始末のよい暮らし

始末のよい生き方をしたいなぁと、今朝お弁当を作りながら頭に思い浮かんだのは、昨日の夜、韓国ドラマの「39歳」の最終エピソードを見終わったからだと思う。(お気軽な40歳目前の女性たちの軽いドラマかと思って見始めたらとんでもなかった。)

私の考える「始末のよい生き方」とは、
それは、「まるで存在していなかったのようにこの世から消えること」
最近よく聞くし、ドラマにもなった遺品整理が必要ないほどに誰が見ても「捨ててよし」または、「これは後世に引き継ぐべきだ」または、「土にかえるもの」を持つ暮らしをすること。

日々の暮らしに置き換えると、「なにごとも繰り越さない」
なるべくなるべく「明日でいっか」と持ち越さない。
持つものも吟味して持つ、天然素材のものを選ぶなど。
全部はできなくても小さな一歩でいいからやってみる。

始末のよい…なんて言葉が浮かんだのはお料理を習っている先生によるものだと思う。
先日の講座のときに先生が仰ったひとこと。
「お茶もお水も飲み切れるだけおかわりをいただいて残さないようにしましょう」
それがフードロスにもつながると仰っていた。

そして、茶道のお稽古も然り。
茶事のときはいただいたお食事の器は全て拭き上げてお戻しするし、お茶をいただいたあとはなにごともなかったような静かな空間に戻る。

何ごとにも愛を持って。
そんな暮らしを目指したい。

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