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犬たちのこと

5年前まで2頭の犬を飼っていた。

”飼っている”ということばでは言い尽くせないほどの存在だった。

5年前の1月に2頭目が、4月に1頭目がいってしまった。

2頭ともしんじゃう日が来るのは分かっていたけれど、分かってなかった。

あたしは未だに犬のことを生きてるように話すみたい。
仲良しの友達に言われたけど、自覚はない。
5年間、ずっとうちの子でよかったかなぁ?と思ってきた。
共働きだからお留守番長かったし、アジリティで飛行機にも乗せたし、
だからしんじゃったのかな〜って何度も考えた。

今年で5年。
まったくそんなに時間が経った気がしない。
”おはよう”も”ただいま”も毎日いうし。

昨日、数秘というもので自分のこと、そして犬たちのことを見てもらった。
初めてのことだった。
生きてる間も、いなくなってからも、アニマルコミュニケーターとか、見てもらったことがない。
生きてる間は「留守番が嫌だ」って言われても困るし、
しんじゃってからは聞くのが怖かった。

どうしてなのか自分でもわからないけど、犬たちのこともお願いして見てもらった。

あたしの犬たちは、本当のところはどう思ってたかなんてわからない。
でも、みてもらった結果は、すごく心におち、”あの2頭はそんな風に思ってたのか”という発見があった。

発見というと初めて分かったようだけど、でも、そういえばそうだったな〜という感じでもあった。

強くて優しくてわがままで頑固で、世界一かわいいお顔をしてた1頭目。

運動が得意で、何度も世界戦に連れて行ってくれた2頭目。
怖がりなのに妙なところでしっかりしてた、やさしい子だった。

ペットロスなんてことばでは間に合わない、溢れ出る。

5年間めそめそしていたのかぁ
一緒にいた5年はあっという間だったのなぁ
いなくなった5年もあっという間
そんなに時間が経ったなんてうそみたいだもん

これからは楽しいことを思い出していこう。

まめちゃん、さやちゃん、

また、いつかね。

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