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HSPの私にとって「書く」仕事とは

専業ライターをスタートして半年ほどが過ぎた。
毎日あらゆる葛藤と思考を巡らせながら、日々生きている。

現在はWebライティングの継続案件を頂きながら、ブログ運営にも取り組み中。
ここまで「書く」ことに的を絞ってやっているのは、飽き性な私としては自分でもビックリ。

今までどの仕事も3ヶ月ほどで飽き飽きしては辞めて、の繰り返しだったからだ。
ただ思い返せば、どの仕事も心の底から望んで得た仕事ではなかった。
「なんとなくカッコいいから」「無難だから」そんな理由で仕事を選んでいた。

でもそれは、「私にとって」正解じゃなかったのだ。
HSPの私にとって、深く考えない行動そのものがダメだったのだ。
その事実に、ライターとなった今はっと気づかされた。

確かに飽き性ではあるけど。忍耐力もないけど。
原因はそれだけじゃないと気づいた。

典型的なHSPである私は、周りのことに気づきすぎたり深く考えすぎて疲れてしまう。
そんな自分の持って生まれた個性が、時々嫌になることもある。
でも、深く考えずに行動することはHSPである以上に辛くて悔しい。
まぁ、敏感な自分とは長い付き合いだから。
だから、今まで大して考えもせず選んできた仕事をしていた私にも腹が立った。

そんな私にとって、ライターの仕事はどうだろう。
駆け出しのライターだった頃は、仕事を選ばずなんでも受注した。
興味のないジャンルや文字単価の低い案件でも、実績になればと引き受けた。

その頃は、深く考えていなかった。

しかしライターとして少なからず経験を積んだ今、この仕事について深い思考ができるようになってきた。

そう。HSPの私にとって「書く」とは何かを。

多分、HSPの人にとってライターの仕事は向いていると思う。
書くことで自分と向き合い、受け止める。
それができるのは、ライターという職業しかないだろう。
話して思いを伝えるのが苦手な人にも良い。

頭の中で複雑に絡み合った糸のような考えを、少しずつ解いて言葉として解放する。
これができるのはHSPの人だけだと思うし、それぞれの個性が相まって濃い表現ができる気がする。

初心者ライターを脱した今、ここからは、「やりたい」仕事を見つけていきたいと思っている。

書いてみたい分野はグルメ系。
できれば自分で取材もしてみたい。

グルメ系のライターさんって、個性が強い。

五感の中でも味覚を表現する分野だからこそ、ライターの「味」が滲み出るのだろう。

私の住んでいる場所は地域の情報メディアが少ないから、そんなサイトを作ってみたいなとも思う。
あとは大好きな街・京都の情報発信にも携わってみたい。

「書く」を通してやりたいことがいっぱい。
これが、深く考えた今の私の結論。

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