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ミックス犬マメ,もうすぐ16歳。

その元気の秘訣


こんにちは。マメママ@ペット温灸士です。
マメママ地方やっと梅雨らしいお天気になっています。
近所の田んぼではカエルが元気に歌っています。

マメが16歳の誕生日を迎えるまであと三日。
ちょっと怪しいショップでの出会いだったので、本当に記載通りの誕生日かどうかわかりませんが、人でも「戸籍と本当の誕生日違うわよー」なんて仰る方々が少なからずいるので、そこは目をつぶることにしましょう。

16歳に目前にして、おおかたの人に「そんな年に見えない」と言われるマメ。
その秘密は……
今回はその話をしましょう。

1.よく歩く


小さい時にパテラ(膝蓋骨脱臼)、それもかなり頻繁に外れていると診断されたマメ。
ただ、「よく外れるけど、歩いてるうちにまた自力ではまっている」「飛び跳ねるのも歩くのもとにかく大好き」というのを踏まえてホームドクターがだした診断が
・毎日1時間以上の早足散歩
・筋肉と関節のサプリ使用
でした。
マメの行動制限をせずに筋肉マッチョにして「外れない関節」にしようというもの。
いやぁ、歩いたわぁ。とにかく歩きに歩きました。
たかだか3㎏の小型犬が毎日1時間以上ダッシュで歩いてるんですよ。
お散歩大好き、見知らぬ街やはじめての道が大好きなマメは1時間なんて、まったく苦じゃなくて、そして引っ張りもクン活もまったくしないマメと一緒にわたしも楽しく毎日あちこちと歩いていました。
一度どこなのかまったくわからない迷子になったことがあり、以降タクシー代程度のお金とスマホは忘れないように心がけました。

2.わがままである


犬って従順であるのがよしとされてるかもしれませんが、マメは超がつくほどのわがまま。ただし、空気は読めるのでそのわがままさ加減が絶妙なんです。
わがままであるということは、自分の意思がある、したいことがあるということだと思ってます。それには「自分で考える力」が備わってないとできないのです。
快適な住環境と満足できる食事はちゃんと与えているうえでのわがまま。
そして「いまならそのわがままを通せる」という判断力。
だからこそマメのわがままをわたしは尊重してきたし、きけることはきいてきました。
わたしが忙しい時、他のことに気を取られているとき、疲れているときはまったくわがままを出さないマメです。
・散歩中に「そっちの道はヤダ」
・家事が一通りすんで、ちょっと休憩と思ったときに「遊べ。かまえ」
・天気と体調で「今日は散歩いかない」
・このフードは大きすぎるから小さく切って
等々
本当に些細なことだけど、マメじゃないマロやマルが言ってきたら、「わがまま言わないの」と一蹴する。それはマメがむやみにいつでもわがままを通そうとするのではなく、こちらのことをしっかりみて「今は無理言っちゃだめだな」というときはしっかり自制しているのがわかるから。
マメ、すごいよ、ほんと。

3.好き嫌いがない


なんでもよく食べます。
ドライフードの注意書きにある「今までのフードと切り替えるときは少しずつ混ぜて」的なことは一切しなくて、いきなり切り替えても何の問題もないです。薬もサプリもそのままごっくんしてくれます。
大型犬かよとツッコみたくなるほどですが、難点は大きさ。
特に今は前歯以外ないので、5mm以上の固形物は難しい。
柔らかいものでも丸のみできる大きさでないと無理です。
それと生野菜があまり好きではないかな。でもちょっと加熱すればなんでも食べます。生肉大好き。猪・鹿・馬の生肉ガンガン食べてくれます。
それでいてわたしの記憶ではお腹を壊したことは16年間一度もなし。
胸やけが数年に一度あるらしく、その時は猫のように雑草やカーペットのハジッコの繊維を食べて自己嘔吐してすっきりした顔してます。
この辺の野生さが血統書のない雑種の強さなのかなとも思ったりします。

4.適度な刺激


お出かけ大好き、初めての場所大好きです。
むしろのんびりした遊歩道は嫌いかもしれません。
若い時から訪問活動犬(セラピードッグ)として活躍してきたマメは、今でも月一高齢者施設で1時間半のふれあい活動をしています。
たくさんの人に接する前は「早くみんなに会いたい!」めちゃくちゃテンション上がってうれしそうです。
ドッグカフェや旅行に行くのも大好きだし、車移動電車移動もクレートの中で目的地まで体力温存とくつろいでます。
コロナ禍で出かけられないときは、家の中でノーズワークや知育玩具で遊ぶ時間を積極的に作ってました。


救助犬訓練所で訓練もしてきたマメ、ここ数年一緒に訓練していたお友達が相次いでお空にいってしまいました。
飼い主さんと熱心に訓練をしていたワンちゃんたち、飼い主さんと頑張ってる姿、その信頼と絆の深いペアを見てきただけに、パートナーが亡くなった飼い主さんの気持ちは本当に胸が痛みます。
マメにもいつか来るその日。
それまでめいっぱいマメが望むことを望む形でかなえてやり、そばにいたいと思っています。


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