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安上がりな幸せ。

ごはんは毎回鍋で炊いている。

ストウブの小さなごはん鍋で、デミタスカップで計った1食分のお米を炊く。
はじめは、失敗ばかり。途中で吹き出してきてしまったり、炊き上がりが固かったり。。そのためせっかく買ったごはん鍋は、しばらくごはん炊き用ではなく別の用途に使用したりしていた。特に茹で卵は熱伝導がいいのか、とっても美味しくできる。嬉しい発見だった。

私が鍋で美味しいごはんが炊けるようになったのは、ここ最近のこと。きっかけは、土井善晴さん。『一汁一菜でよいという提案』という本の中に、美味しいお米の炊き方が伝授されていたのだ。

洗い米をつくっておき、その米と同量の水で炊く。

洗い米とは、研いで水を切ったお米のこと。通常米の浸水には30分から1時間かかるため、あらかじめ洗い米をつくっておき、ビニールなどに入れて冷蔵庫で半日〜1日くらいは保存ができる。

このコツさえ知っておけば、専用のカップがなくてもどこでも美味しいお米が炊けるのではないかと思う。

ま、たまに焦がしてしまうのだけど。
おこげはそのままお水でふやかしておかゆにすると、香りがよくて美味しい。

今はリモートワークなので、毎日1、2回は都度ごはんを炊いている。
お米と会話をしているようで、うまく炊ければそれだけで贅沢な気持ちになれるのが不思議。

安上がりな、私の密かな幸せ。