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不登校二週目 カウンセリング #7

初めてカウンセリングルームへ

 スクールカウンセラーさんと1対1で話せることになりました。
既に息子は不登校前に2回、カウンセリングを受けています。もしかして私より原因について気づかれていたことがあるかも知れません。

 挨拶をして早々、休み出してからの家での様子を聞かれました。
・行かなくなって元気になったこと
・ゲームとスマホばかりしていること
・戻る気はなさそうなこと

などを伝えました。

 どうして来られなくなったか、お母さんはお心当たりありますか?と聞かれ、
「気の合う友達がいない、勉強の意欲もわかなくて学校がつまらない、行きたくないと言っています。小学校の頃に起立性調整障害と言われたこともあるので、行く前に本当に具合が悪そうな時もあります」と、伝えました。

 カウンセラーさんの印象では、受け答えはしっかりしているし、好奇心も旺盛で、心配な要素は見つけられなかったと。ただ、クラスになかなか馴染めないとは言っていたということと、2回目のカウンセリング直後から不登校になっているので、もしかしてあの時何かサインがあったのかも知れない、相談しに来たのに言い出せなかったのかもしれない、と。

その時の相談事は「将来やりたいことが見つからない」というような内容で、それに対し、どんなことに興味があるのか色々聞き出し、それだったらこういう仕事があるよ、そのためにはどんなことを学ぶ必要があるか、なども話して下さったそうです。

息子は相談に行く前に「カウンセラーの仕事にも興味があるから、それについても聞いてみる」と言っていましたが、それは聞かれていないということでした。何かを話そうと思っていたけれど、核心まで辿り着けなかったのかなという気もしました。「何か質問ありますか?」と聞かれても「大丈夫です」と答えて、家で「本当は○○について聞きたかった」とボソッと言うタイプです。

 息子のクラスがどんな様子か、どんな子がいて、どんな問題があるかを教えてもらいました。

男子で1人、協調性がなく、授業中に騒いだり、暴力的に絡んできたりする子がいるというのは息子から聞いていましたが、やはりまずその話に。

他にも困っている子はいるけれど、皆おとなしいのか大人なのか「こういう子なんだな」という感じで、ケンカになることもなく見守っている、とのこと。(我慢してる?)

息子は「(その子は)本当に嫌だけと、それだけが原因なわけではない」と言っていました。

カウンセラーさん曰く、学年全体を見ても精神的に幼い子が多いと感じる、とのこと。それはコロナ自粛で、5−6年生時に高学年として行事や学校活動で学べるはずだったことができなかったり、家にこもっていて対人交流が少なかったなども影響している。この学年の幼さは卒業した小学校の先生方からもよく聞く、とのお話しでした。

それはあるかもな、と思いました。
やはり学校生活って大切なんだな、とも。
そういうことがこの先、息子だけできなくなるのかと、また悲しくなりました。


いくら原因を考えても、本人にしかわからない

 この日のカウンセリングは、学校の様子と家での様子の情報交換をして、その中から、原因はあれかな、これかな、と推察する時間でした。

カウンセラーさんの経験から「こういう場合は、こんな原因が考えられる」というお話は聞けても、それがどんなに多い事例だとしても、我が子に当てはまるかはわかりません。

それでも、こういうパターンだと再登校できる可能性はどのくらいかとか、医者にだったら「人によります」と一蹴されてしまいそうな質問も受け止めてもらえて、ありがたかったです。

もうなんか油断すると、わけのわからない不安を口にしてしまうんです。息子について一緒に考えてくれる人と話す時間、ということに昂ってしまいました。


息子の頭の中を想像するより、自分の頭を整理しよう

もっと自分の中を整理しなくちゃ、と思いました。そこでこのnoteです。カウンセリングの日のことも、今こうして書いていたら、色々思い出してきて頭の中が少し片付きました。書き出すって大事ですね。

書くこと、そして、推敲し、知らない誰かに読まれるかもしれないという緊張感を持って公開し、違うデバイスでも読むことで、客観的になれる気がしています。

これを書いている今、不登校日が30日を超えたことに気づきました。
文部科学省で定義された不登校の日数に達したので、以降「不登校児数」としてカウントされることになります。
ある程度覚悟を固めてきたつもりですが、まだ胸がヒリッとします。
整理を続けます。

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