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サードプレイス:大人の居場所づくり

こんにちは、まめこです。今日は「サードプレイス」について書いてみたいと思います。


サードプレイス:自分らしくいられる第三の居場所

日々の生活の中で、家庭でも職場でもない、自分らしくいられる場所があると心が安らぎますね。そんな「第三の居場所」のことを「サードプレイス」と呼ぶそうです。今回は、このサードプレイスについて、わたしの体験を交えて書いてみたいと思います。

サードプレイスとは?

サードプレイスという言葉、ご存知でしょうか?これは、アメリカの都市社会学者レイ・オルデンバーグが提唱した概念で、家庭(ファーストプレイス)でも職場(セカンドプレイス)でもない、自分らしくいられる第三の居場所のことを指します。

サードプレイスの特徴は、家族や職場の同僚から離れて、利害関係のないコミュニティの中で自分らしく過ごせることです。ストレスを減らし、心のよりどころとなる「第2の家」のような存在と言われています。

わたしのサードプレイス:オンライン坐禅会

わたしにとって大切なサードプレイスの一つが、毎週参加しているオンライン坐禅会です。この会は、2020年3月のお彼岸明けに始まりました。コロナ禍で不安が広がっていた頃、臨済宗の和尚さんが心が安穏であることを願ってボランティアで立ち上げてくださいました。わたしは知人に誘われて初めて参加して以来、定期的に参加しています。

この坐禅会では、坐禅の前に「動禅」というパートがあり、太極拳の師範でもある和尚さんがオリジナルで考えた動きを取り入れて心身をほぐします。呼吸とシンクロさせながら、心身をほぐして柔軟にすることで、坐禅中の呼吸がずっと楽になります。

また、心や身体がほぐれる動禅や坐禅だけでなく、坐禅会の後のシェアリングでは、参加メンバーの近況報告を聞いたり、辛いことがあったメンバーには優しいエールを送ったりすることも。そこは安心・安全の場所で、いつもとても温かい空気が流れています。

主催の和尚さんは毎回変わらず温かく迎えてくださり、参加メンバーは週によって入れ替わりがあります。和尚さんが英語と日本語でやさしくガイドしてくださるバイリンガルの坐禅会のため、参加者の国籍も年齢もバラバラですが、毎週のように顔を合わせるメンバーとは不思議と温かいつながりを感じるのです。ここでは、日常の役割や立場から離れ、ただ「自分」としていられる心地よさがあります。

サードプレイスの意義

このオンライン坐禅会での経験を通じて、サードプレイスの大切さを実感しています。それは単なる物理的な場所ではなく、心の居場所。自分らしさを取り戻し、新たなつながりを見出せる大切な空間なのです。

わたしたちは、日々の忙しさに追われてしまいがちですが、サードプレイスを持つことで、心にゆとりが生まれ、日常生活にも良い影響を与えてくれるかもしれません。

みなさんは、どんなサードプレイスに興味がありますか?趣味のスポーツの集まりだったり、推し活だったり、はたまた、わたしのようにオンライン上の集まりかもしれませんね。

自分らしくいられる場所、心が安らぐ場所。そんな場所を持つことで、日々の生活が少し潤うかもしれません。わたしにとって、まさに坐禅会はそんな場所。みなさんにとってのサードプレイスはどんな場所でしょうか?

わたしの経験が、ほんの少しでも、身軽に、自分らしく生きていくお役に立てば嬉しいなと思って書きました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も良い一日でありますように🙏